フウリンソウ(カンパニュラ・メディウム)の育て方


 
フウリンソウ
フウリンソウ(風鈴草)は、キキョウ科カンパニュラ(ホタルブクロ)属の耐寒性一年草または二年草です。南ヨーロッパのフランス南東部からイタリア半島が原産地になります。

学名は、Campanula mediumで、カンパニュラ・メディウムやカンタベリー・ベルズと呼ばれることがあります。

大きな特徴は、5月~7月頃まで、釣鐘形のが上向きに咲くことですの色は、紫色白色、ピンク色があります。

株の中心から、花茎が伸びて、枝分かれして、先端に長さ5センチぐらいのがたくさん咲きます。

春にを蒔き、大きく成長した株が冬の寒さに当たると、翌シーズンの初夏にが咲き、結実してを残して枯れますので、二年草です。

涼しい気候が適していますので、日本の高温多湿の夏が苦手です。茂ったを取り除き、風通しを良くして、管理すれば、夏越しできる可能性があります。

12月中旬に、園芸店で、フウリンソウの小さな苗が、安く販売されていましたので、購入して育てます。



フウリンソウの苗

フウリンソウの苗
フウリンソウの苗のラベルで、の色や形を確認して購入しましょう。

カンパニュラ「メイ パープル」と記載されています。

メイは、生育が早いことが特徴である一代交配種で、が販売されています。から育てることができますが、秋に小さな苗が、ホームセンターや園芸店で販売されていますので、苗から育てるほうが簡単です。

秋にを蒔いても、翌年の初夏にが咲く園芸品種になります。

ラベルは保管していますが、よく紛失しますので、写真に撮るようにしています。

植物のラベル用のアルバム(フォルダ)を作り、保存すると便利です。


ラベルの裏
ラベルの裏に簡単に説明が記載されています。

カンパニュラ
メイ パープル
Campanula medium
原産地:南ヨーロッパ      
分 類:耐寒性一~二年草

開花期:初夏~夏
花 径:6センチ
草 丈:90cm
株張り:40cm

植え付け
花壇:25cmの株間
6~7号鉢:1株
管 理
日当たり、水はけが良い所で育て、草丈が伸びたら支柱を立てる。コンテナでは定期的に液肥を与える。








フウリンソウの草丈
購入したフウリンソウの苗の草丈は13センチぐらいです。

フウリンソウ草丈は、90センチぐらいまで大きく成長します。大きくなると管理が大変になりますので、小さな鉢に植え付けて、コンパクトな株を目指します。


ビニールポット
直径9センチ、3号のビニールポットに植えられています。


フウリンソウの葉
フウリンソウは緑色で、タンポポに似た雰囲気の地面に広がっているロゼット葉です。に互生します。


葉の長さ
購入したフウリンソウの長さは、11センチぐらいと大きいです。


葉の幅
の幅は、3センチぐらい。


フウリンソウの苗の選び方
フウリンソウの苗の選び方は、の色がよく、茎が間延びしていないものがよいです


ホシギキョウ
左の鉢は、ホシギキョウです。カンパニュラ・ポシャルスキアナと呼ばれることがあり、フウリンソウの仲間になります。


花や葉
の形が異なります。ホシギキョウの育て方について、別の記事で詳しく書いていますので、参考にして下さい。
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フウリンソウの小さな鉢植え

フウリンソウの小さな鉢植え
フウリンソウは、草丈が90センチまで成長します。大きく成長すると、管理が大変になりますので、小さな鉢植えで育てます

小さな鉢植えで育てることで、日当たりを調節するために場所を移動したり、植え替えをしたり、管理が簡単にできます。


雰囲気
ビニールポットの状態のままで、鉢に入れると、植え付け・植え替えをしたときの雰囲気が確認できます。


スリット鉢
フウリンソウ小さな鉢植えで育てるために、KANEYA(兼弥産業)のスリット鉢を用意しました。

スリット鉢について、KANEYA(兼弥産業)のホームページで紹介してあります。

スリット鉢は、大地での根張りを鉢の中でも実現するために設計デザインされた理想的な植木鉢です。根のサークリング現象を防止するので、用土の90%以上が有効利用することができ、植物の生育に大きな効果があります。果樹・野菜・鑑賞用などあらゆる園芸に最適です。

MADE IN JAPAN、日本製ですので、耐久性が期待できます


3号
スリット鉢のサイズは3号(直径9センチ)、CSM-90になります。

スリット鉢の大きな特徴は、八角形の形状と側面から底にスリットが設置されていることです。

ホームセンターや園芸店で販売され、価格が安いですので、おすすめの鉢です。

根詰りすることがなく、フウリンソウを元気に育てることができます。植え替えも2~3年に1回で大丈夫になります。


スリット
八角形の頂点に、側面から底にスリットが8つあります。

スリットにより、が光を浴びて伸びなくなることで、底でを巻くサークリング現象を防ぎます


ウォータースペース
八角形の形状が特徴のスリット鉢ですが、上部は普通の鉢のように円形になります。

段差まで用土を入れますと、ウォータースペースができますので、水遣りが簡単になります。

植物の成長によいスリット鉢を使うことで、フウリンソウ小さな鉢植えで育てることができます。

日差しが強く暑い夏は半日陰、霜が降りる寒い冬は軒下などに移動させることで、最適な環境で育てることができます

準備したスリット鉢の直径9センチと3号のサイズですが、八角形に部分は、一回り小さくなりますので、普通の3号の鉢より少し小さい容量になります

鉢の高さは7.5センチぐらい。大きくありませんので、移動が簡単になります。


鉢のサイズ
スリット鉢は価格が安いので、いろいろな鉢のサイズを購入してあります。左から2.5号(直径7.5センチ)、3号(直径9センチ)、3.5号(直径10.5センチ)。

苗木を購入するときは、鉢のサイズ選びで悩む必要がありません

購入したフウリンソウの苗は、草丈が90センチと大きく成長しますので、大きい6号(直径18センチ)が適したサイズになります。


デザイン性
スリット鉢のデメリットは、デザイン性がないことです。価格が安く、生産者向けの商品ですので、仕方がありません。


鉢カバー
100均の鉢が、鉢カバーとしてピッタリのサイズです。が咲いている時期は、鉢カバーに入れて飾り、普段はスリット鉢のまま育てます。


立派な鉢植え
フウリンソウの立派な鉢植えになる予定です。



フウリンソウの用土

フウリンソウの用土
フウリンソウは、水はけ(排水性)がよく、中性から弱アルカリ性の用土が適していますので、ホームセンターや園芸店で販売されている普通の培養土に石灰を混ぜるとよいです

作る場合は、赤玉土の小粒と腐葉土7:3の割合で混ぜた用土を使います。


均一
赤玉土腐葉土が、均一になるように混ぜます。



鉢に用土を入れる

鉢底石
スリット鉢は、スリットが多く設置され、水はけがよいですので、鉢底石の必要がありませんが、スリットから用土が流れ出ることを防ぐために、鉢底石を敷きました。

フウリンソウは、高温多湿に弱い性質ですので、鉢底石を敷き、水はけのよい環境を作ります


土入れ
鉢底石の上に用土を入れます。一度、土入れに入れると、用土がよく混ざりますのでおすすめです。

園芸用品のスコップ(ショベル)は、実用的ではありません。土入れのほうが使いやすいです。土入れは100均で大と小の2個セットで販売されています。


3分目
鉢の高さの底から3分目ぐらいまで用土を入れます。

植え付け植え替えのときに、株元の高さを確認して調整します。



用土を石灰で中和する

石灰
フウリンソウは、中性から弱アルカリ性の用土を好みますので、石灰を使って中和します。

日本の土壌は弱酸性ですので、中和したほうがよいです。

石灰は、100均でも販売されていますので、使う量が少ないときは便利です。

園芸に使う石灰は、苦土石灰と有機石灰があります。


苦土石灰
苦土石灰は、植え付け植え替えをする10日前ぐらいに、用土と混ぜてから使用します。

用土の説明で、「種や苗を植え付ける前に、あらかじめ用土によく混ぜ込んでおきます。」と記載されています。


有機石灰
有機石灰は、アルカリ度が低いですので、酸性の強い土の中和には使えませんが、変化が穏やかなため、苗を植え付け・植え替えをする直前でも、問題ありません。


効果
有機石灰は、効果が強くないですので、植え付け植え替えをするときに、混ぜることができます

「すぐに植え付けできます」と記載されていますので、安心して使えます。


小さじ
100均のマドラースプーンに1杯ぐらいの有機石灰を用土に混ぜます。小さじより小さいですので、3グラムぐらいになります。

説明書では、「1㎡あたり150g」と記載されています。

鉢は3号で、直径9センチになりますので、面積は0.045×0.045×3.14=0.0063585となり、およそ0.007㎡。

1グラムぐらいが適量になります。量が多いですが、有機石灰ですので、強いアルカリ性になることはありません


鉢の準備
有機石灰で、用土を中和します。

フウリンソウの鉢の準備ができました。

植え付け植え替えは、最初に鉢の準備をします

は乾燥しやすいですので、短時間で植え付け植え替えをする必要があります。



フウリンソウの植え付け・植え替え

フウリンソウの植え付け・植え替え
フウリンソウの苗を鉢に植え付け植え替えをします。

必要な道具は、ハサミピンセット竹串です。

鉢受け皿の中で作業すると、周りを土で汚すことがなく、後片付けが簡単になります。

鉢受け皿は、100均でも販売されていますので、大きなサイズを植え付け植え替え用に購入するとよいです。

フウリンソウ植え付け植え替えに適した時期は、秋の9月~10月になります。春にを蒔き、成長した株を秋に大きな鉢に、植え付け・植え替えをします。

12月中旬と、朝晩は冷え込むようになりましたが、温暖な気候である九州地方の福岡県で育てていますので、根鉢を軽く崩して、鉢に植え付け・植え替えをします。



苗を掃除してキレイにする

苗を掃除
購入したフウリンソウの苗のビニールポットの中に、肥料枯れ葉がありますので、ピンセットで取り除いて掃除をします。


枯れ葉
ビニールポットの中にあった肥料枯れ葉を取り除きました。


キレイな状態
苗は植え付け・植え替えをする前に、キレイな状態にするとよいです。



ビニールポットから取り出す

底を確認
ビニールポットの底を確認します

底の穴からがたくさん出ていますと、ビニールポットから取り出すことができません。

無理に取り出しますと、が切れますので、穴から伸びたはハサミで切ります。


横向き
フウリンソウの苗を鉢受け皿の中に横向きに置きます。


底の角
ビニールポットの底の角を指でつまむように押すと、簡単に取り出すことができます。

手で引っ張り上向きに、ポットから取り出すと、根鉢が崩れて落としたり、土がこぼれたりしますので、置いて作業すると失敗なくできます。


取り出す
フウリンソウの苗をビニールポットから取り出すことができました。



フウリンソウの根鉢

フウリンソウの根鉢
フウリンソウの苗をポットから取り出すことができ、根鉢になりました。

根鉢は、苗を鉢やポットから取り出して、と土が固まって見えている状態のことです。


根鉢の状態
フウリンソウ根鉢の状態を確認すると、は細く、全体にが広がっていますので、よい状態です。

白いは新しく、茶色のは古く、黒いは腐敗しています。


三分の一
根鉢の底を三分の一ぐらいを崩して、一回り大きな鉢に植え付け植え替えすることが基本です。

12月中旬と寒くなり始めていますので、根鉢を軽く崩すだけにしたほうが枯れる心配がありません



根鉢を崩して、植え付け・植え替えの準備

表面の土
根鉢の表面の土は、水遣りで土の粒が崩れ、汚れますので、水通りと通気性が悪くなります

植え付け植え替えのときに、表面の土を崩すと状態がよくなり、見た目も改善します。


根元
竹串を使って、根鉢の表面の土を崩します。根元が見えるまで、根鉢の表面の土を取り除きました。

根元より周りの土が高くなっていることが多いですので、根元が一番高くなるように根鉢の肩の土を崩します。

も呼吸をしていますので、水はけ(排水性)と通気性が大切です。

鉢に植え付け植え替えをするときに、根元の位置を地表にしてあげましょう


根鉢の底
根鉢の底は、水はけが悪く、根腐れしやすい場所になります。

が密になり固まった状態で、植え付け・植え替えをすると、の成長がよくありませんので、崩します。


竹串
竹串を使って、固まったと土をほぐします。


根腐れ
根鉢の底のと土を崩しました。水はけがよくなり、根腐れの心配がなくなります。


根鉢の側面
根鉢の側面は、や土が固まっていますので、竹串で崩します。


根が成長
土を崩すことで、植え付け・植え替えした後に、が成長しやすくなります。


根鉢の準備
根鉢をたくさん崩すと、枯れることが心配になりますが、植え付け・植え替え後の管理をしっかりすれば、大丈夫です。

枯れる原因は、根詰りによる根腐れが多いですので、不要なは取り除きます。

フウリンソウ根鉢を崩して、鉢に植え付け植え替えをする準備ができました。



鉢に植え付け・植え替えをする

準備した鉢
用土を入れて準備した鉢に、根鉢を崩したフウリンソウを入れます。


根元の位置
スリット鉢段差まで用土を入れますので、根元の位置を確認します。高い場合は、用土を減らします。低い場合は用土を増やします。


水通り
根鉢の中心部分を竹串で挿すと、水通りや通気性がよくなります

鉢の中に入れていますので、根鉢が崩れる心配がありません。


赤玉土
根鉢と鉢の間に隙間がありますので、苗の周りに用土を入れます。

根鉢の土が細かく、保水性が高いですので、腐葉土を入れないで赤玉土の小粒だけにしました。


隙間
用土に隙間ができないように、竹串で突きます。

赤玉土は粒状ですので、隙間ができやすくなりますので、注意が必要です。


段差
スリット鉢段差より少し下まで用土を入れます。

ウォータースペースを作るために、鉢のフチより1~2センチ下まで用土を入れますが、スリット鉢は、段差がありますので、分かりやすいです。


軽石
仕上げに、表面の土は軽石を敷きます。軽石は固く、水遣りをしても崩れませんので、キレイな状態が長持ちします。


小さな鉢植え 完成
水流が強い散水ノズルで水遣りしても、赤玉土の粒が崩れることがありません。

雨や水遣りで土が跳ねて、に付着しますと、病気の原因になりますので、表面の土を軽石にするとよいです。

フウリンソウ植え付け植え替えが終わり、小さな鉢植えが完成しました。



フウリンソウの管理

フウリンソウの水遣り
フウリンソウの苗を鉢に植え付け植え替えした後は、すぐに水遣りをします。

鉢の底から透明な水が流れるまで、たっぷり水を与えます

フウリンソウ水遣りは、多湿に弱いですので、鉢の土が乾いたら、たっぷり水を与えることが基本です。水の与えすぎに注意します。

乾き具合は、鉢を手に持ち重さで判断するとよいです。小さな鉢植えは簡単にできます。

春と秋は1~2日1回、暑い夏は1日1~2回、寒い冬は、乾かし気味に、完全に乾かないように4~5日に1回ぐらいが目安になります。

寒さが厳しい真冬は、暖かい日の午前中に水遣りをします。午後に水遣りをすると鉢の中に残った水が夜間に凍ることがあります。

土が凍結すると、枯れることがありますので、寒さが厳しい地域は、保護すると安心です。

が咲く期間は、水切れに注意が必要です。水切れするとが早く傷みます


明るい日陰
植え付け植え替えした後の1週間ぐらいは、直射日光が当たらない明るい日陰で管理します

が萎れるなどの異常がなければ、少しずつ日の当たる場所に移動させます。

フウリンソウは、高温多湿に弱いですので、暑さが厳しい夏は、直射日光が当たらない風通しのよい場所で管理します。

耐寒性は強いですが、霜にあたるとが傷みますので、寒い冬は軒下などで管理してください。



支柱で支える

倒れる
植え付け植え替えをした後は、が張っていませんので、風が強く吹くと倒れることがあります


大きな葉
フウリンソウ小さな鉢植えは、草丈が12センチぐらいと小さいですが、大きながたくさんありますので、強風で倒れる可能性があります。


支柱
支柱を使って、を支えて、倒れることを防ぎます

小さな鉢植えですので、竹串支柱として使うことができます。


深く挿す
竹串を鉢の底まで深く挿します。


2本の支柱
株を挟むように、2本の支柱を設置しましたので、風が強い日でも倒れる心配がありません。



フウリンソウの肥料

フウリンソウの肥料
フウリンソウ肥料は、春から秋に緩効性化成肥料を1ヵ月に1回ぐらい与えますつぼみができ始めてからが咲く秋には、リン酸を多く含む液体肥料を併用するとよいです。

フウリンソウは、がたくさん咲きますので、肥料が切れないように、注意が必要です

植え付け・植え替えした直後に肥料を与えることを避けますが、苗にあった肥料ですので、影響が小さいです。


肥料 再利用
購入した苗には、土の上に肥料がありました。生産者の方が使用している肥料です。

肥料の状態がよいですので、再利用します。


置き肥
株元から離れたところに、ピンセットで均等に並べて、置き肥します。


肥料 置き肥
フウリンソウ小さな鉢植えに、肥料置き肥しました。


鉢カバー 立派
鉢カバーに入れると、立派なフウリンソウ小さな鉢植えになります。



フウリンソウの育て方のポイント

  • 日当たり・風通しがよい場所で育てる。
  • 用土は普通の市販の培養土。作る場合は赤玉土と腐葉土を7:3で配合。石灰で中和する。
  • 水遣りは、鉢の土が乾いてから、たっぷり水を与えます。
  • 肥料は、春から秋に、緩効性化成肥料を置き肥。
  • 夏は高温多湿に注意、風通しのよい半日陰で管理します。
  • 植え付け植え替えは、秋が適しています。

フウリンソウは基本を大切にすれば、初心者の方でも育てることができます。鉢植え根詰りしないように、2~3年に1回、春に植え替えをします。

高温多湿に弱いですので、暑い夏は半日陰で管理します

枯れたや萎れたをコマメに取り除くことで、病害虫の発生を防ぎ、元気な株になります。



フウリンソウの今後

フウリンソウの今後
12月14日に、フウリンソウの苗を鉢に植え付け植え替えしました。

九州地方の福岡県の平野部で育てています。温暖な気候ですので、冬越しは、簡単な保護で大丈夫です。

福岡県の12月の平均気温は8.9度になります。最高気温が12.6度、最低気温は5.6度。

最初の目標は、美しいを咲かせることです。

フウリンソウ今後の様子はこの記事を更新します。1年間の育てる様子を記録します。


ホシギキョウの育て方について、別の記事で詳しく書いていますので、参考にして下さい。
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