オキザリス「名月のめぐみ」は、カタバミ科カタバミ属、耐寒性多年草の球根植物です。南アフリカが原産地になります。
学名は、Oxalisで、セイヨウカタバミと呼ばれることがあります。
花が咲く時期は、秋から冬です。開花時期が長く、花が少なくなる寒い冬に、花が咲きますので、ありがたいです。球根から育てる場合は、夏の7月~9月頃に植えます。
花茎が長く伸びて、先端に直径2~3センチぐらいに花を1輪咲かせます。花の形は、5枚の花びらがプロペラのように重なります。花の色は黄色です。
オキザリス「名月のめぐみ」の葉は、3枚の複葉で丸く、三つ葉のような形です。葉の表は緑色ですが、葉の裏が赤紫色であることが大きな特徴になります。
12月上旬に、園芸店で、オキザリス「名月のめぐみ」の苗が、安く販売されていましたので、購入して育てます。
オキザリス「名月のめぐみ」の苗
オキザリス「名月のめぐみ」の苗のラベルで、
花の色や形を確認して購入しましょう。
ラベルは保管していますが、よく紛失しますので、写真に撮るようにしています。
植物のラベル用のアルバム(フォルダ)を作り、保存すると便利です。
ラベルの裏に簡単に説明が記載されています。
カタバミ科
オキザリス
名月のめぐみ
開花期…秋・冬咲き
耐寒性…強い霜に当たらない程度
用 途…プランター・花壇・コンテナガーデン
水やり…土の表面が乾いたら午前中にたっぷり与えて下さい
肥 料…かん効性の置き肥1~2gを1ヵ月に1度与えて下さい
※日当りの良い場所で管理して下さい
オキザリス「名月のめぐみ」の苗の草丈は10センチぐらいです。
オキザリス「名月のめぐみ」の草丈は、15~20センチ1メートルぐらいと小さく、コンパクトな株ですが、たくさん花が咲きます。
葉が大きく、横に広がりますので、株の幅は20センチぐらいです。
直径10.5センチ、3.5号のビニールポットに植えられています。
購入したオキザリス「名月のめぐみ」の苗は、少し萎れた花があります。
オキザリスの花は、日が当たらないときは、花びらが閉じて、日が当たると開きます。
朝で、まだ日が当たっていませんので、花びらが閉じています。
日が当たり始めると、
花びらが開きます。
オキザリス「名月のめぐみ」は、日の出が遅い秋から冬に花が咲きますので、平日は朝に家を出るときは、花びらが閉じています。
夕方に帰宅すると、日が傾き始めていますので、花びらが閉じています。仕事をしていると、昼間に家にいる休日だけ、花を楽しめます。
花の大きさは、直径2~3センチぐらいです。
花びらが完全に開いた状態。萎れていますので、キレイではありません。
購入した苗は、つぼみがありますので、花が咲く可能性が高いです。
苗を購入するときは、咲いている花が多い苗より、つぼみがたくさんある苗がおすすめです。花が咲く様子を楽しめ、長期間、花を観賞できます。
オキザリス「名月のめぐみ」の苗の
葉は、黄色に変色することなく、
葉の状態はよいです。
3枚の複葉で丸く、三つ葉のような形。真ん中の葉が大きく、左右の2枚は少し小さくなります。
オキザリス「名月のめぐみ」の
葉の長さが2.5センチぐらい。
葉の幅は、3センチぐらい。
赤紫色の葉の裏が見えると、葉の表の緑色と花の黄色とのコントラストが美しいです。
オキザリス「名月のめぐみ」の苗の選び方は、
葉の色がよく、茎が間延びしていないものがよいです。
オキザリスのいろいろな品種
左の鉢は、オキザリス「バリアビリス」。可愛らしい三つ葉が特徴です。
「名月のめぐみ」と同じ三つ葉ですが、横に並べて比べると、葉の大きさが異なります。
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左の鉢は、オキザリス「サンラック」。美しい紫色の銅葉で、三つ葉が特徴です。
「名月のめぐみ」と比べると、葉の大きさが異なります。
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バラ咲きオキザリスの「オックスローズ」。同じ三つ葉ですが、雰囲気が異なります。
「オックスローズ」の育て方の記事もあります。
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同じオキザリスの人気の品種「桃の輝き」と並べてみました。「桃の輝き」は葉が小さく横に広がります。茎の先端から花茎が伸びて、花が咲きます。
オキザリス「桃の輝き」を育てている様子の記事があります。参考にして下さい。
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左の鉢は、覆輪の花が美しいオキザリス「バーシカラー」。
花や葉が小さく、オキザリス「名月のめぐみ」とは別の植物のようです。
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左の鉢は、オキザリス「シャイニングライトピンク」です。葉の形が鳥足状複葉、手を広げたような形で、細長い小さな葉が、2~12枚あります。
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オキザリス「名月のめぐみ」の小さな鉢植え
オキザリス「名月のめぐみ」は、大きく成長すると、管理が大変になりますので、小さな鉢植えで育てます。
日当たりを調節するために場所を移動したり、植え替えをしたり、小さな鉢植えは簡単にできます。
ビニールポットの状態のままで、鉢に入れると、
植え付け・植え替えをしたときの雰囲気が確認できます。
オキザリス「名月のめぐみ」を小さな鉢植えで育てるために、KANEYA(兼弥産業)のスリット鉢を用意しました。
スリット鉢について、KANEYA(兼弥産業)のホームページで紹介してあります。
スリット鉢は、大地での根張りを鉢の中でも実現するために設計デザインされた理想的な植木鉢です。根のサークリング現象を防止するので、用土の90%以上が有効利用することができ、植物の生育に大きな効果があります。果樹・野菜・鑑賞用などあらゆる園芸に最適です。
MADE IN JAPAN、日本製ですので、耐久性が期待できます。
根詰りすることがなく、オキザリス「名月のめぐみ」を元気に育てることができます。植え替えも2~3年に1回で大丈夫になります。
スリット鉢のサイズは3.5号(直径10.5センチ)、CSM-105になります。
スリット鉢の大きな特徴は、八角形の形状と側面から底にスリットが設置されていることです。
ホームセンターや園芸店で販売され、価格が安いですので、おすすめの鉢です。
八角形の頂点に、側面から底にスリットが8つあります。
スリットにより、根が光を浴びて伸びなくなることで、底で根を巻くサークリング現象を防ぎます。
八角形の形状が特徴のスリット鉢ですが、上部は普通の鉢のように円形になります。
段差まで用土を入れますと、ウォータースペースができますので、水遣りが簡単になります。
植物の成長によいスリット鉢を使うことで、オキザリス「名月のめぐみ」を小さな鉢植えで育てることができます。
霜が降りる寒い冬は軒下などに移動させることで、オキザリス「名月のめぐみ」を最適な環境で育てることができます。
準備したスリット鉢の直径10.5センチと3.5号のサイズですが、八角形に部分は、一回り小さくなりますので、普通の3.5号の鉢より少し小さい容量になります。
鉢の高さは9センチぐらい。大きくありませんので、移動が簡単になります。
スリット鉢は価格が安いので、いろいろな鉢のサイズを購入しています。左から3号(直径9センチ)、3.5号(直径10.5センチ)、4号(直径12センチ)。
苗を購入するときは、鉢のサイズ選びで悩む必要がありません。
購入したオキザリス「名月のめぐみ」の苗は、草丈が10センチ、ビニールポットが3.5号ですので、一回り大きい4号(直径12センチ)が適したサイズになります。
スリット鉢のデメリットは、デザイン性がないことです。価格が安く、生産者向けの商品ですので、仕方がありません。
100均の4号の鉢が、鉢カバーとしてピッタリのサイズです。
花が咲いている時期は、鉢カバーに入れて飾り、普段は
スリット鉢のまま育てます。
オキザリス「名月のめぐみ」の立派な鉢植えになる予定です。
オキザリス「名月のめぐみ」の用土
オキザリス「名月のめぐみ」は、水はけ(排水性)がよい用土が適していますので、ホームセンターや園芸店で販売されている普通の培養土で育てることができます。
作る場合は、赤玉土と腐葉土を7:3の割合で混ぜた用土を使います。
赤玉土と腐葉土が、均一になるように混ぜます。
スリット鉢は、スリットが多く設置され、水はけがよいですので、鉢底石の必要がありませんが、スリットから用土が流れ出ることを防ぐために、鉢底石を敷きました。
オキザリス「名月のめぐみ」は、水はけがよい環境を好みますので、鉢底石を敷くことをおすすめします。
鉢底石の上に用土を入れます。一度、土入れに入れると、用土がよく混ざりますのでおすすめです。
園芸用品のスコップ(ショベル)は、実用的ではありません。土入れのほうが使いやすいです。土入れは100均で大と小の2個セットで販売されています。
鉢の高さの底から3分目ぐらいまで用土を入れて、オキザリス「名月のめぐみ」の鉢の準備ができました。植え付け・植え替えのときに、株元の高さを確認して調整します。
植え付け・
植え替えは、
最初に鉢の準備をします。
根は乾燥しやすいですので、短時間で植え付け・植え替えをする必要があります。
オキザリス「名月のめぐみ」の肥料
オキザリス「名月のめぐみ」の肥料は、成長期と花が咲く時期に、緩効性化成肥料を置き肥で与えます。
つぼみがあり、花が咲きますので、植え付け・植え替えをするときに、緩効性化成肥料を元肥として与えることにしました。
元肥は、苗木を植え付け・植え替えをするときに、用土に施す肥料のことです。
(チッソ)、P(リン酸)、K(カリ)が5:8:5と、P(リン酸)が多めの花が咲く植物用の肥料です。
5:8:5で合計18、合計の数字が30未満ですので、低度化成肥料になります。30以上は高度化成肥料です。
強くありませんので、気軽に使うことができる肥料になります。
数字が大きいほうが得した気分になりますが、肥料に弱い植物がありますので、注意が必要です。
肥料は説明書をよく読み、適量を与えましょう。
100均のマドラースプーンに1杯で3グラム、少量の肥料を元肥として用土に混ぜます。
肥料の説明書の1株当たりの元肥の8グラムより少ないです。
肥料は少なく与えて、葉が黄色になったり、成長が悪かったりして、足りない場合は追肥します。
用土の上に
肥料を入れました。
根に肥料が直接、触れるとよくないですので、竹串を使って、軽く混ぜます。
肥料と用土を軽く混ぜて、元肥を施しました。
オキザリス「名月のめぐみ」の植え付け・植え替え
オキザリス「名月のめぐみ」の苗を鉢に植え付け・植え替えをします。
必要な道具は、ハサミ、ピンセット、竹串です。
鉢受け皿の中で作業すると、周りを土で汚すことがなく、後片付けが簡単になります。
鉢受け皿は、100均でも販売されていますので、大きなサイズを植え付け・植え替え用に購入するとよいです。
オキザリス「名月のめぐみ」の植え付け・植え替えに適した時期は、秋の9月~10月になります。
12月上旬と、朝晩は冷え込むようになりましたが、温暖な九州地方の福岡県で育てていますので、根鉢を軽く崩して、鉢に植え付け・植え替えをします。
苗を掃除してキレイにする
購入した
オキザリス「名月のめぐみ」の苗のビニールポットの中に、
肥料や
枯れ葉がありますので、
ピンセットで取り除いて掃除をします。
ビニールポットの中にあった
肥料と
枯れ葉を取り除きました。
苗は
植え付け・植え替えをする前に、キレイな状態にするとよいです。
購入した苗には、土の上に肥料があります。生産者の方が使用している肥料です。
肥料の状態がよいですので、ピンセットで集めて、再利用します。鉢に植え付け・植え替えをした後に、置き肥することにしました。
ビニールポットから取り出す
ビニールポットの底を確認します。
底の穴から根がたくさん出ていますと、ビニールポットから取り出すことができません。
無理に取り出しますと、根が切れますので、穴から伸びた根はハサミで切ります。
オキザリス「名月のめぐみ」の苗を
鉢受け皿の中に横向きに置きます。
ビニールポットの底の角を指でつまむように押すと、簡単に取り出すことができます。
手で引っ張り上向きに、ポットから取り出すと、根鉢が崩れて落としたり、土がこぼれたりしますので、置いて作業すると失敗なくできます。
オキザリス「名月のめぐみ」の苗をビニールポットから取り出すことができました。
オキザリス「名月のめぐみ」の根鉢
オキザリス「名月のめぐみ」の苗をポットから取り出すことができ、根鉢になりました。
根鉢は、苗を鉢やポットから取り出して、根と土が固まって見えている状態のことです。
オキザリス「名月のめぐみ」の根鉢の状態を確認すると、根の量は少なく、少し心配になります。
白い根は新しく、茶色の根は古く、黒い根は腐敗しています。
根鉢の底を三分の一ぐらいを崩して、一回り大きな鉢に植え付け・植え替えすることが基本です。
根の量が多くないですので、根鉢を軽く崩すだけにしたほうが枯れる心配がありません。
根鉢を崩して、植え付け・植え替えの準備
根鉢の表面の土は、水遣りで土の粒が崩れ、汚れますので、水通りと通気性が悪くなります。
植え付け・植え替えのときに、表面の土を崩すと状態がよくなり、見た目も改善します。
竹串を使って、根鉢の表面の土を崩します。根元が見えるまで、根鉢の表面の土を取り除きました。
根元より周りの土が高くなっていることが多いですので、根元が一番高くなるように根鉢の肩の土を崩します。
根も呼吸をしていますので、水はけ(排水性)と通気性が大切です。
鉢に植え付け・植え替えをするときに、根元の位置を地表にしてあげましょう。
根鉢の底は、根や土が固まった状態で、植え付け・植え替えをすると、根の成長がよくありませんので、崩します。
竹串を使って、固まった土をほぐしました。
根鉢の底の
根と土を崩しました。水はけがよくなり、
根腐れの心配がなくなります。
根鉢の側面は、根と土が固まっていますので、竹串で崩します。
崩すことで、植え付け・植え替えした後に、根が成長しやすくなります。
根鉢をたくさん崩すと、枯れることが心配になりますが、植え付け・植え替え後の管理をしっかりすれば、大丈夫です。
枯れる原因は、根詰りによる根腐れが多いですので、不要な根は取り除きます。
オキザリス「名月のめぐみ」の根鉢を崩して、鉢に植え付け・植え替えをする準備ができました。
鉢に植え付け・植え替えをする
用土を入れて準備した鉢に、
根鉢を崩した
オキザリス「名月のめぐみ」を入れます。
スリット鉢の段差まで用土を入れますので、根元の位置を確認します。高い場合は、用土を減らします。低い場合は用土を増やします。
根鉢を竹串で挿すと、水通りや通気性がよくなります。鉢の中に入れていますので、根鉢が崩れる心配がありません。
球根を竹串で挿さないように、注意が必要です。
根鉢と鉢の間に隙間がありますので、苗の周りに用土を入れます。
根鉢の土が細かく、保水性が高いですので、腐葉土を入れないで、赤玉土の小粒だけにしました。
用土に隙間ができないように、竹串で突きます。
赤玉土は粒状ですので、隙間ができやすくなりますので、注意が必要です。
スリット鉢の段差より少し下まで用土を入れます。
ウォータースペースを作るために、鉢のフチより1~2センチ下まで用土を入れますが、スリット鉢は、段差がありますので、分かりやすいです。
仕上げに、表面の土は軽石を敷きます。軽石は固く、水遣りをしても崩れませんので、キレイな状態が長持ちします。
水流が強い散水ノズルで水遣りしても、赤玉土の粒が崩れることがありません。
雨や水遣りで土が跳ねて、葉に付着しますと、病気の原因になりますので、表面の土を軽石にするとよいです。
オキザリス「名月のめぐみ」の植え付け・植え替えが終わり、小さな鉢植えが完成しました。
オキザリス「名月のめぐみ」の苗を鉢に植え付け・植え替えした後は、すぐに水遣りをします。
鉢の底から透明な水が流れるまで、たっぷり水を与えます。
花や葉に水がかからないように、水差しを使って、土の表面に水を与えるとよいです。
オキザリス「名月のめぐみ」の水遣りは、鉢の土が乾いたら、たっぷり水を与えることが基本です。
春と秋は1日に1回、暑い夏は休眠していますので、完全に乾かないように1~2日1回、寒い冬は、3~4日に1回ぐらい、土が凍らないように午前中に水遣りをします。
つぼみができてから花が咲く期間は、水切れに注意が必要です。水切れすると。つぼみや花が傷みます。
植え付け・植え替えした後の1週間ぐらいは、直射日光が当たらない明るい日陰で管理します。
葉が萎れるなどの異常がなければ、少しずつ午前中に日が当たる場所に移動させます。
オキザリス「名月のめぐみ」は、日当たりのよい場所で育てます。半日陰でも育てることができますが、茎が長く伸びて徒長しやすく、花の色が悪く、数が少なくなります。
苗から集めた肥料を再利用します。
植え付け・植え替えした直後に、肥料を与えることを避けますが、苗にあった肥料ですので、影響が小さく、心配ありません。
株元から離れたところに、ピンセットで均等に並べて、
置き肥します。
オキザリス「名月のめぐみ」の
小さな鉢植えに、
肥料を
置き肥しました。
鉢カバーに入れると、立派なオキザリス「名月のめぐみ」の小さな鉢植えになります。
雨よけ・霜よけで保護する
オキザリス「名月のめぐみ」は、耐寒性が強いですが、つぼみや花が傷まないように、積雪や霜から保護する必要があります。
休眠している夏は、多湿を嫌いますので、梅雨時期などの長雨に当てないように管理します。
育苗トレーに100均のU字型支柱で作った簡易ビニールハウス。ビニールは100均のテーブルクロスです。
雨や霜からつぼみや花を保護できますので、花持ちがよくなります。
製作した様子を詳しく書いた記事があります。
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ビニールハウスのように密閉していないので、通気性があります。開閉できますので、普段は風通しのよい環境になります。
オキザリス「名月のめぐみ」は、多湿を嫌いますので、
雨よけがあると便利です。
オキザリス「名月のめぐみ」の育て方のポイント
- 日当たり、風通しのよい場所で育てる。休眠期の夏は日陰で管理。
- 用土は普通の市販の培養土。作る場合は赤玉土と腐葉土を7:3で配合。
- 水遣りは、鉢の土が乾いたら、たっぷり水を与えます。
- 肥料は、秋に緩効性肥料を置き肥で、少量。
- 植え付け・植え替えは、秋の9月~10月が適しています。
オキザリス「名月のめぐみ」は特別な育て方はなく、基本を大切にすれば、初心者の方でも育てることができます。
鉢植えは根詰りしないように、2~3年に1回、夏が終わり、涼しくなった9月~10月に、球根を取り出して植え替えをします。
株が込み合ってきたら、植え替えのときに球根の数を減らします。
オキザリス「名月のめぐみ」の今後
12月10日に、オキザリス「名月のめぐみ」の苗を鉢に植え付け・植え替えしました。
九州地方の福岡県の平野部で育てています。温暖な気候ですので、冬越しは、簡単な保護で大丈夫です。
福岡県の12月の平均気温は8.9度になります。最高気温が12.6度、最低気温は5.6度。
最初の目標は、美しい花を咲かせることです。
オキザリス「名月のめぐみ」の今後の様子はこの記事を更新します。1年間の育てる様子を記録します。
いろいろな品種のオキザリスを育てていますので、参考にして下さい。
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