オダマキの種まきを成功させるポイント


 
オダマキ 種まき
5月から6月に、青紫色の美しいが咲くオダマキ

が終わった後に。結実してができます。オダマキを庭植え(地植え)で育てている場合は、こぼれたから発芽することがあります

オダマキは、晩秋に葉や茎が枯れて、寒い冬は根だけの状態になります

暖かくなった春に芽吹いて、毎年、美しいを楽しめますが、枯れることがありますので、予備のために、種まきをして増やすとよいです。

オダマキは、多年草ですが、株の寿命は長くなく、3~4年ぐらいで枯れることが多いです。

が終わった後に結実して、ができましたので、オダマキ種まきにチャレンジします。 



オダマキの種まきの時期

オダマキ種まきに適した時期は、春の5月~6月と秋の9月~10月になります

種まきをする時期は、が終わった春に、を採取してすぐに、種まきをする「採りまき」と、乾かないように湿らしたキッチンペーパーなどで包み、冷蔵庫で保管する秋の種まき、2つの時期があります。

冷蔵庫に保管することは、家族がいると難しいですので、を採取して、すぐに種まきをする「採りまき」をします。

「採りまき」は、を管理する必要がなく、自然の環境に近いです。デメリットは、発芽した後に、暑さが厳しい夏を迎えることです。

発芽した小さな苗は、夏の暑さで枯れることがありますので、直射日光が当たらない場所で、水切れしないように管理する必要があります。








オダマキから種を採取する

オダマキ 採取
5月9日、撮影。

春の5月ぐらいから美しいが咲くオダマキが咲き終わり、結実してができています。

オダマキの育て方について、別の記事に詳しく書いていますので、参考にして下さい。
関連記事



結実
結実して実ができたオダマキ。花がら摘みをしないで、萎れたを放置すれば、結実します。

実の先端が割れ始めて、黒色のが少し見えます。

オダマキの実が、緑色から少し枯れて茶色になる頃には、実の中のがツヤが出て、黒色になり、硬い状態で熟していますので、種まきすることができます



実
花柄をハサミで切り、オダマキの実を採取しました。


オダマキの実
採取したオダマキの実。


オダマキ 種
オダマキの実の先端が少し割れていますので、を取り出すことができます。

はとても小さいですので、鉢受け皿などの容器の中で作業することで、なくすことなく、オダマキを採取することができます。

採取したオダマキは、春に「採りまき」する場合は、発芽率がよいですので、すぐに種まきしますが、保存して、秋に種まきをする場合は、一晩、水に浸けると発芽しやすくなります



オダマキの種床

オダマキ 種床
オダマキ種まきをするために、種床を準備します。

用土を入れることができれば、種床はどのような容器でも大丈夫です。発芽した後も、しばらく育てますので、プラスチック製の鉢を使います。

水はけがよくなるように、鉢底石を敷きました。


種まき 用土
オダマキ種まき用土は、赤玉土の小粒を使います。


赤玉土
鉢の高さの6分目ぐらいまでは、赤玉土を入れました。


細粒
オダマキは、とても小さいですので、用土の隙間に入らないように、表面は細粒を敷きました

鉢の高さの8分目くらいまで用土を入れました。


水遣り
種まきをする前に、種床水遣りをして、用土を湿らせて、種床の準備が完了です。



オダマキの種まき

種 ピンセット
オダマキは、とても小さいですので、ピンセットを使って、種まきをします。


均等
オダマキをピンセットを使って並べて、準備した種床種まきします。

を均等の間隔で並べて、重ならない様にします。


覆土
用土の上からかぶせる覆土をします。

覆土する用土の厚さは、種の大きさの1~2倍ぐらいが基本です。オダマキは、とても小さいですので、5ミリぐらい薄く覆土します


種まき 完成
オダマキ種まきが完成しました。



オダマキの種まきの管理

オダマキは、とても小さいですので、流れないように、霧吹きで水遣りをしたり、鉢受け皿に水を入れて、腰水で管理します。

直射日光が当たらない明るい日陰で管理します

オダマキ種まきの管理は、難しいことはなく、用土が乾かないことを注意するだけです。

天気がよくない曇りの日でも、風が強く吹く日は1日で用土が乾くこともありますので、気をつけて下さい。

オダマキが、発芽するまで、2~4週間ぐらいです



オダマキの種まきを成功させるポイント

  • 種まきの時期は、春と秋。
  • 種床は、どのような容器でもよく、普通の鉢が簡単。
  • 種まき用土は、赤玉土の小粒と細粒。
  • 明るい日陰で乾かないように水遣りをして管理。
オダマキ種まきに、特別な方法はありません。発芽するまで乾かないように、日々、管理することが大切です。



オダマキの種まきの今後

5月9日に、オダマキ種まきをしました。

九州の福岡県の平野部で栽培していますので、温暖な気候です。

オダマキ発芽して順調に成長すれば、翌シーズンの春に花が咲く可能性があります。

を保存して、秋に種まきをした場合は、翌々シーズンの春になります。発芽した小さい苗の夏越しは、大変ですが、春の種まきがおすすめです。

発芽や成長の様子は、この記事を更新します

オダマキ種まきを成功させて、安く、たくさんのを手に入れましょう。





八重咲きの美しいが楽しめる風鈴オダマキを育てています。参考にして下さい。
関連記事





スポンサーリンク
スポンサーリンク


0 件のコメント :