雪割草の種まきを成功させるポイント


 
雪割草 種まき
早春に美しいが咲く雪割草

雄しべと雌しべが普通の状態である標準花は、が咲き終わった後に、結実して、コンペイトウのような形のができます

雪割草は夏越しして、毎年、美しいを楽しめますが、枯れることがありますので、予備のために、種まきをして増やすとよいです。

発芽してからが咲くまで2年以上必要ですので、のんびり育てましょう。

が終わった後に結実して、ができましたので、雪割草種まきにチャレンジします。 



雪割草の種まきの時期

雪割草種まきに適した時期は、春の4月頃になります

種まきをする時期は、が終わった春に、を採取してすぐに、種まきをする「採りまき」と、乾かないように湿らしたキッチンペーパーなどで包み、冷蔵庫で保管する秋の種まき、2つの時期があります。

冷蔵庫に保管することは、家族がいると難しいですので、を採取して、すぐに種まきをする「採りまき」をします。

「採りまき」は、を管理する必要がなく、自然の環境に近いです。デメリットは、発芽した後に、暑さが厳しい夏を迎えることです。









雪割草から種を採取する

雪割草 花
2月12日、撮影。

寒さが厳しい冬に、美しいが咲く雪割草

雪割草の育て方について、別の記事に詳しく書いていますので、参考にして下さい。
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雄しべ 雌しべ
雪割草は、多くの園芸品種があります。

乙女咲は、雄しべがほとんどなく、二段咲は、雄しべが花弁のように変化していますので、結実することが難しいです。

育てている雪割草は、雄しべと雌しべが、普通の状態ですので、結実してができます。


春
暖かくなる春になると、雪割草は葉だけになります。


未熟
雪割草は、緑色をしている未熟の状態で採取します

手で軽く触れるだけで、が落ちますので、簡単に採取できます。


種の大きさ
雪割草の大きさは、2ミリぐらいです。とても小さいですので、なくさないように注意します。

鉢受け皿の中で作業するとよいです。



雪割草の種まき

種まき
雪割草種まきをするために、種床を準備します。

用土を入れることができれば、種床はどのような容器でも大丈夫です。発芽した後も、しばらく育てますので、プラスチック製の鉢を使います。



種床の準備

種床
雪割草種まきは、鹿沼土日向土の小粒を1:1に配合した用土を使います。


赤玉土
乾きにくくするために、鉢の高さの6分目ぐらいまでは、赤玉土軽石8:2の割合で配合した用土を入れました。


鹿沼土
が、用土の隙間に入らないように、表面は、鹿沼土の細粒を敷きました


水遣り
種まきをする前に、種床水遣りをします。鉢の底から透明な水が流れるまで、たっぷり水を与えます。

最初に泥水が流れますが、赤玉土の表面に付着している微塵が原因です。微塵は固まると、排水性(水はけ)が悪くなりますので、最初の水遣りで、流し出します。


種床 準備
鉢の高さの8分目くらいまで用土を入れて、種床の準備が完了です。



種をまく

ピンセット
雪割草は、とても小さいですので、ピンセットを使って、種まきをします。


並べる
雪割草をピンセットを使って並べて、準備した種床種まきします。


完熟
雪割草種まきは、用土の上からかぶせる覆土をしません。

1週間ぐらいして、が黒くなり完熟してから5ミリぐらい薄く覆土します



雪割草の種まきの管理

腰水
が流れないように、霧吹きで水遣りをしたり、鉢受け皿に水を入れて、腰水で管理します。

直射日光が当たらない明るい日陰で管理します

雪割草種まきの管理は、難しいことはなく、用土が乾かないことを注意するだけです。

天気がよくない曇りの日でも、風が強く吹く日は1日で用土が乾くこともありますので、気をつけて下さい。



雪割草の種まきを成功させるポイント

  • 種まきの時期は、春の「採りまき」。
  • 種床は、どのような容器でもよく、普通の鉢が簡単。
  • 種まき用土は、鹿沼土と日向土を1:1に配合。
  • 明るい日陰で乾かないように水遣りをして管理。
雪割草種まきに、特別な方法はありません。発芽するまで乾かないように、日々、管理することが大切です。



雪割草の種まきの今後

3月24日に、雪割草種まきをしました。

九州の福岡県の平野部で栽培していますので、温暖な気候です。

雪割草の種が発芽する時期は、1年後の春になります。

発芽や成長の様子は、この記事を更新します

雪割草種まきを成功させて、安く、たくさんのを手に入れましょう。


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