ニシキギに、とても似た性質の樹で、大きな違いは、枝にコクル質の翼があるものがニシキギ、ないものがコマユミになります。
マユミが小さくなったような樹ですので、名前がコマユミですが、葉や実はニシキギと同じ形です。
黄緑色の花は小さく、あまり楽しむことができませんが、オレンジ色の仮種皮の実が美しい樹になります。
コマユミは、秋に葉が赤く紅葉します。モミジのように紅葉で人気が高い樹です。コマユミの鉢植えや盆栽があれば、美しい紅葉を自宅で楽しむことができます。
コマユミの種まきをして、育てる様子を紹介します。
コマユミの盆栽から実を採取
コマユミの盆栽を育てています。落葉した後も実が残りますので、冬に楽しむことができます。
ハサミで切ります。
幹の途中に枝がない部分があり、樹形がよくないです。
樹高が高いですので、幹を剪定して小さくすることを検討しています。
剪定すると先端部分が無駄になりますので、取り木をすることにしました。
コマユミの取り木の様子を別の記事で書いています。
関連記事
仮種皮は、鳥が食べて種を遠くまで運ぶ種子散布に大きな効果がありますが、発芽を抑制する成分がありますので、キレイに取り除くことで、発芽率が向上します。
小さな種ですので、落としてなくさないように、鉢受け皿などの容器の中で作業することをおすすめします。
十分に水分を含ませることが大切で、発芽率がよくなります。
水に沈む種が発芽しやすく、浮いた種は発芽しないことが多いです。
8個と少ないですが、すべての種が水に沈みましたので、発芽が期待できます。
種まきの鉢の準備
種まきの容器は、どのようなものでも大丈夫です。
発芽した後にそのままの状態で、成長して苗になるまで、しばらくの間、栽培する予定ですので、駄温鉢を準備しました。
コマユミの種は8個と少ないですので、駄温鉢は、直径9センチ(3号)を使います。
3号は小さいですので、置く場所に困ることがなく、おすすめの大きさです。
駄温鉢は、排水性(水はけ)がよくなるように、底に大きな穴がありますので、鉢底ネットをセットします。
鉢底ネットを針金で固定すると、動いてずれることとがないので安心できます。
底が見えなくなるくらい、1センチぐらい鉢底石を敷きました。
鉢底石は、ボラ土(日向土)を使いました。どのようなものでも大丈夫ですが、粒の大きさに注意が必要です。使う用土の粒より少し大きな粒が最適です。
コマユミの種まきの用土は、赤玉土の小粒を使います。
ホームセンターや園芸店で販売されている価格の安い赤玉土です。価格の高い赤玉土は硬質で粒の大きさが揃っています。
長期間、植え替えをしない場合は価格の高い赤玉土がよいですが、種まきの用土は、発芽後に植え替えをしますので、価格の安い赤玉土で大丈夫です。
鉢の高さの7分目くらいまで、用土の赤玉土を入れます。コマユミの種まきの鉢の準備ができました。
種が発芽することは重要ですが、発芽後に枯れることなく成長して元気な苗になるように、栽培できる環境が必要です。
コマユミの種を蒔く
用土を入れて準備した駄温鉢に、コマユミの種を並べて、種まきをします。
種の数が8個と少ないですので、均等に種を並べるためにピンセットを使いました。コマユミの種は小さいですので、ピンセットがあると便利です。
8個のコマユミの種を均等に並べました。
コマユミの発芽率を調べましたが、分かりませんでした。半分の4個は発芽することを願います。
コマユミは種まきだけでなく、挿し木で増やすことができます。コマユミの挿し木について詳しく書いた記事があります。
関連記事
種の上に用土をかぶせます。かぶせる用土の量は、種の大きさの2倍くらいが基本です。
種まきする深さが、浅いと種が乾燥しやすくなります。深いと発芽できないことがあります。
樹種によっても種まきする深さに違いがありますので、注意が必要です。
直射日光が当たらない明るい日陰で管理します。
直射日光が当たると表面の用土が乾きやすくなります。
1日中、在宅して、いつでも水遣りできる場合は、よいですが、難しいですので、乾きにくいように日陰で管理します。
11月30日にコマユミの種まきをしました。
九州の福岡県の平野部で栽培していますので、温暖な気候です。年末ぐらいから本格的に寒くなります。
種は一度、寒さに当たることで発芽しやすくなるものがありますので、寒さに当てるようにしています。
寒さに当たることを、「種子休眠の打破」と呼びます。
冷蔵庫に入れて、種子休眠の打破することができますが、種を採取してすぐ種まきをする「採り蒔き」は、屋外で冬越ししますので、種子休眠の打破ができます。
暖かくなり発芽するまで、用土が乾かないように水遣りをしなければなりません。
種まきは、特別な技術は必要ありませんが、水遣りを忘れない継続する力が大切です。
コマユミの種まきの今後
種まきしたコマユミの今後の様子は、この記事を更新します。
暖かくなった春に発芽して、大きく成長して苗になったら鉢上げをします。
時間が掛かりますが、種から育てて、ミニ盆栽を作ることが目標です。
0 件のコメント:
コメントを投稿