姫竹の育て方:小さな鉢植えやミニ盆栽で、和風の雰囲気を楽しむ


 
姫竹
は、和風の雰囲気を楽しめる植物です。

いろいろな品種が数多くあり、日本庭園などにも植えられることから、和風で、高級なイメージがあります

は庭に植えると、繁殖力が強いですので、管理が大変になります。

姫竹は、小さな鉢植えやミニ盆栽で楽しむことができますので、おすすめのです。

姫竹の育て方について、紹介します。


姫竹の苗を購入

姫竹 苗
園芸店で、姫竹の苗を購入しました。

小さな竹の姫竹、キレイな緑色の葉を見ると、購入したくなります。

似ている感じの樹であるチゴササを持っていますが、購入しました。

チゴササの育て方の記事があります。参考にして下さい。
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雲南姫竹
手書きのラベルには、雲南姫笹と書いてあります。

品種を調べると、雲南姫竹(ウンナンヒメチク)、バンブーグラスなどと呼ばれる種類のようです。

大きくならない小さな竹を姫竹と呼び、品種名ではありません。

他には、チシマザサドワーフバンブーなどの品種が姫竹として、インターネット通販で、販売されています。




苗 直径
姫竹は、直径10.5センチ(3.5号)のプラスチック製の鉢です。


草丈
草丈は、15センチぐらいと、とても小さいになります。

を選ぶポイントは、の状態を大切にします。

水切れで萎れたは、の場合、回復して元の状態になることがありません

鉢を外側から触り、適度の硬さであることが理想です。

とても硬く、ビニールポットやプラスチック製の鉢が膨らんでいる状態の苗は、が成長して、根詰り気味ですので、植え付け植え替えのときに、剪定することが大変になります。




姫竹の鉢を選ぶ

株分け
姫竹は小さいですが、株元を確認すると、たくさん芽吹いていますので、株分けできそうです。

株分けすれば、小さな鉢植えミニ盆栽を作ることができます。

ミニ盆栽は、鉢がとても小さいですので、水切れして枯れることがあります。

小さな鉢植えがあれば、増やすことができますので、枯れることを心配することなく育てることができます。


鉢 選ぶ
姫竹を植え付けるを選びます。

盆栽は、樹とが調和がとれることが大切になります。を選ぶことを「鉢合わせ」と呼び、楽しみの一つになります。

は、100均の陶器に穴を開けて作りました。

100均の陶器の食器に、穴を開けてを作る記事に作り方を詳しく書いています。参考にして下さい。
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鉢 黒色
黒色のが、姫竹の葉の緑色に似合いますので、ミニ盆栽小さな鉢植えに2つの鉢を選びました。


鉢 ミニ盆栽
ミニ盆栽は、直径6センチ(2号)の大きさです。

100均の陶器のお猪口・ぐい呑みです。ミニ盆栽に最適なサイズですので、よく利用します。


鉢 小さな鉢植え
小さな鉢植えは、直径9センチ(3号)の大きさ。

100均の陶器の小鉢になります。


姫竹の苗の準備

道具
姫竹植え替え植え付けをするために、をプラスチック製の鉢から取り出します。

必要な道具は、ハサミピンセット竹串・小さなスコップ・食器用のナイフです。

大きな鉢受け皿の中で作業をすると、土で周りを汚すことなく、後片付けが簡単になります。


姫竹の苗を鉢から取り出す

鉢の底 根
最初に、姫竹鉢の底を確認します

鉢の底の穴からがたくさん出ていますと、引っ掛かりますので、苗を鉢から取り出すとき、が切れます。


ハサミ 切る
は、あまり出ていませんでしたが、ハサミで切りました。


ナイフ
鉢の内側と土の間に、食器用のナイフを挿して、1周させて、隙間を作ります

専用の園芸道具がありますが、100均のナイフで問題なく使うことができます。


横向き
大きな鉢受け皿の中で、姫竹を横向きに置きます。


取り出す
隙間ができていますので、簡単に取り出すことができます。


姫竹の根鉢を崩す

根の状態
姫竹の状態は、よいです

プラスチック製の鉢に植え付けてから、日数があまり経過していないようです。

鉢の底まで伸びたが、少ない状態になります。


根鉢 竹串
竹串を使って、姫竹根鉢の土を崩します

普通は、根鉢の底から三分の一ぐらいを崩して、一回り大きな鉢に植え替え植え付けるように説明されることが多いです。

株分けをしますので、根鉢の土をすべて取り除きます


根鉢 植え替え 植え付け
株分けをしないで、普通の植え替え植え付けをする場合は、根鉢の底から三分の一ぐらい、土を崩します

写真くらいまで根鉢の土を崩して、新しい鉢に入れ、周りの隙間に用土を入れて完成です。


すべての土
株分けするために。姫竹根鉢のすべての土を落としました。

土を崩すと、細いは切れますので、の量が減ります。

が多くなかったですので、ちょうどよいくらいの量になりました。


姫竹の株分け

株分け
姫竹株分けは、手で適当に分けます

小さな鉢植えミニ盆栽の2つを作りますので、三分の一ぐらいで株分けすると、よさそうです。

強い力で無理に引っ張ることなく、弱い力で、やさしく株分けすると、根があまり切れません。


2つ 株分け
姫竹を2つに株分けすることができました。

左の株は小さな鉢植え、右の株はミニ盆栽にします。

が少し切れましたが、影響は少ないです。


姫竹の用土

姫竹 用土
姫竹用土は、赤玉土鹿沼土軽石の小粒を1:1:1の割合で配合します。

水はけ(排水性)がよく水切れに注意する必要がある用土になります。

水切れが心配な場合は、赤玉土桐生砂の小粒を7:3の割合で混ぜた用土がおすすめです。

ミニ盆栽用土について、詳しく書いた記事があります。参考にして下さい。
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均一
赤玉土鹿沼土軽石が均一になるように混ぜます。

軽石は、ボラ土(日向土)を使っています。宮崎県が産地ですので、福岡県のホームセンターでは価格が安く、大粒・中粒・小粒・細粒と種類が多いですので、使いやすいです。


姫竹の植え替え・植え付け

鉢底石
水はけ(排水性)がよくなるように、鉢の底に、鉢底石を敷きます。


底が見えなくなる
底が見えなくなるくらい、薄く敷きました。


用土 少し
鉢底石の上に、用土を少し入れます。


ミニ盆栽の植え替え・植え付け

小さい株
株分けした姫竹の小さい株をミニ盆栽の鉢に植え付けます。

用意した鉢に株を入れて、が多い場合は、少し切って調整します。


用土
隙間に用土を入れます。


ミニ盆栽
表面は、軽石だけにしました。

赤玉土は、水遣りで崩れることがあり、見栄えがよくなりますので、おすすめです。


小さな鉢植えの植え替え・植え付け

小さな鉢植えの鉢
鉢合わせで選んだ小さな鉢植えの鉢は、少し浅かったので、もう少し深い鉢に変えました。


鉢底石
鉢底石を敷き、


大きな株
株分けした姫竹の大きな株を植え付けます。


用土 入れる
株の周りに用土を入れます。


隙間 竹串
根と根の間に隙間なく用土が入るように、竹串で突きます。


姫竹 小さな鉢植えの鉢
姫竹小さな鉢植えが完成しました。


姫竹の管理

水遣り
植え替え植え付け後は、すぐに水遣りをします。

鉢の底から透明な水が流れるまで、たっぷり水を与えます


姫竹 ミニ盆栽
植え替え植え付け後は、1週間から10日間ぐらい、直射日光が当たらない明るい日陰で管理します

葉が萎れるなどの異常がなければ、少しずつ日の当たる場所に移動させます。

姫竹ミニ盆栽、小さいですので、いろいろな場所に飾ることができます。

屋外で管理が基本ですが、室内に飾ることもできます。

冷房や暖房が当たらない場所で、2~3日ぐらいは大丈夫です。


姫竹 小さな鉢植え
姫竹小さな鉢植えは、少し大きいですので、存在感があります。

夏は玄関に飾ると、涼しい雰囲気になり、来客があるときは、おもてなしになります。

和風だけでなく、洋風にも合わせることができますので、姫竹は便利な樹です。


広がっている
植え替え植え付け後は、広がっているので、軽く縛って管理します。

風通しが悪くなりますので、2~3日ぐらいで外しました。




姫竹の今度

姫竹の今後
9月7日に、姫竹の苗を株分けして、小さな鉢植えミニ盆栽に植え替え・植え付けをしました。

植え替え・植え付けの時期は、春と秋が適しています。

姫竹の今後の様子は、この記事を更新します

九州地方の福岡県の平野部で栽培していますので、比較的、温暖な気候です。

年内の12月末ぐらいまでは、寒さは厳しくなく、年明けの1月と2月は、日本海側ですので、雪が降り、年に1~2度くらい積雪することがあります。

特別な保護を必要としませんが、冬越しの様子を記録します。

小さな竹の姫竹小さな鉢植えミニ盆栽で、和風の雰囲気を楽しみましょう











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