マメアサガオ(豆朝顔)の苗を農物産直売店で見つけたので、購入して育てることにしました。
名前に「マメ」と付いていますので、小さいアサガオ(朝顔)だろうと何も調べることもなく、他の苗木と一緒に購入しました。
小さいアサガオ(朝顔)なら、小さな鉢植えにして、メダカのビオトープに飾ることができ、暑い夏に涼しい雰囲気を楽しむことができる？
マメアサガオ(豆朝顔)の特徴
マメアサガオ(豆朝顔)の学名は、Ipomoea lacunosa、ヒルガオ科 サツマイモ属になります。
ツル性一年草ですので、春に種から発芽して、暑い夏から秋に花が咲き、寒くなると枯れて消滅します。普通のアサガオ(朝顔)と同じです。
ツルはよく伸びて、数メートルにもなります。枝分かれして、絡みつきながら長く伸びる性質です。
無毛で、葉は互生。葉の形は卵円形、または3つに裂けて、先が尖る形状です。葉の縁は全縁になります。
マメアサガオ(豆朝顔)の花は、名前の通りで小さく、直径2センチぐらいの漏斗形、花びらは5つに浅く裂け、星形になります。
花の色は、白色が基本ですが、淡い紫色もあるようです。
1955年に東京近郊で自生していることが報告され、関東地方より西の暖かい地域では帰化しています。
北アメリカ原産の外来種ですので、農地などで雑草の被害の対象になります。群生して他の植物を圧倒しますので、種の管理に注意が必要です。
マメアサガオ(豆朝顔)は、花が小さいアサガオ(朝顔)ですが、葉や草丈は普通のアサガオ(朝顔)と同じくらいの大きさで、期待していたものと少し違いました。
期待外れのマメアサガオ(豆朝顔)ですが、小さな鉢に植え付けて、できるだけ小さくなるように育てます。
マメアサガオ(豆朝顔)の苗
購入したときは、キレイな緑色の葉でしたが、直射日光が当たる場所に置いていると、葉焼けしました。
新しい葉が芽吹きますので、問題はないです。
ビニールポットのままでは、育てる環境がよくありませんので、新しい鉢に植え付けをします。
マメアサガオ(豆朝顔)の植え付け
マメアサガオ(豆朝顔)の鉢
アップルウェアーのプレステラ105型です。
マメアサガオ(豆朝顔)を小さく育てますので、ビニールポットの大きさと同じ小さい鉢にしました。
小さい鉢は、根詰りの心配がありますので、根のサークリング現象を防ぐことができるプレステラで育てます。
マメアサガオ(豆朝顔)の植え付け
必要な道具は、ハサミと竹串です。ゴミや切れた根を取り除くためのピンセットがあると便利です。
大きな鉢受け皿などの容器の中で作業すると、周りを土で汚すことがなく、後片付けが簡単になります。
マメアサガオ(豆朝顔)の苗の準備
発芽した苗ですので、新しい白い根があります。根はとても細いですので、切らないように注意します。
マメアサガオ(豆朝顔)の用土
春に発芽して寒くなると枯れますので、1年間も使いませんので、安い用土でよいです。
ビニールポットの土は、湿り気が多く発芽用の配合になります。
用土を交換する場合、土を取り除くときに細い根がたくさん切れます。
根を切りたくないですので、用土の交換はしないで、周りに赤玉土を入れて、排水性(水はけ)がよい状態にします。
マメアサガオ(豆朝顔)を植え付ける新しい鉢の底に、赤玉土だけを敷きました。
新しい鉢のプレステラは、スリットが多く設置され、排水性(水はけ)がよいですので、鉢底石の必要ありません。
スリットが見えなくなるくらいに赤玉土を入れて、マメアサガオ(豆朝顔)を植え付ける準備ができました。
マメアサガオ(豆朝顔)を植え付ける
マメアサガオ(豆朝顔)の小さな鉢植えの完成です。
大きく成長しないように、小さい鉢に植え付けました。
根と地上部の葉や茎(ツル)は大きく関係していますので、根の量が少ないと、葉や茎(ツル)の量も少なくなります。
マメアサガオ(豆朝顔)の管理
鉢の底から透明な水が流れるまで、たっぷり水を与えます。
マメアサガオ(豆朝顔)の水遣りは、鉢が乾いたら水を与えるをすることが基本です。
春は1日1～2回、初夏の成長期から花が咲く暑い夏は、1日2～3回、鉢が乾いたら水遣りをします。涼しくなった秋は、1日1～2回になり、冬は枯れます。
水遣りができない日や暑い日は、鉢受け皿に水を入れて、腰水で管理するとよいです。
いつも湿った状態ですと、根腐れしますので、鉢受け皿から出すことを忘れないようにしましょう。
葉が萎れるなどの異常がなければ、少しずつ日の当たる場所に移動させます。
マメアサガオ(豆朝顔)を育てるためのよい環境は、午前中だけ日が当たる半日陰になります。
日陰では、成長が悪くなり、花が咲くことができません。1日中、日が当たる場所は、花が咲く夏は日差しが強く、葉焼けする可能性が高いです。
春から夏に季節が変わると、日当たりが大きく変わりますので、移動することができる鉢植えは、管理が簡単になります。
マメアサガオ(豆朝顔)の今後
今後のマメアサガオ(豆朝顔)の様子は、この記事を更新します。
植え付けてから2日後の6月17日には、新しい葉が芽吹きました。葉が芽吹いて、ツルを伸ばし、大きく成長する様子や、美しい花が咲く様子などを記録します。
小さな白い花が咲くマメアサガオ(豆朝顔)で、暑い夏に涼しい雰囲気を楽しみましょう。
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