バラの初心者が小さな鉢植えやミニ盆栽にチャレンジ



バラ マースランド
小さな鉢植えミニ盆栽で樹木の栽培しています。小さいので狭いスペースでも、たくさんの種類を楽しむことができます。

小さな苗木を探すことが難しく、ホームセンターや園芸店でミニ盆栽の素材になりそうな苗木を探しに月に1回は行きます。

コメリでステップアップローズマースランド」、バラの小さな苗木が販売されていました。




購入したバラの苗木について 

ラベル
ラベルの裏側に簡単な育て方が書いてあります。開花期が春~秋になっているので、長い期間、花を楽しむことができそうです

ネットで調べて見ると、「ステップアップローズ」はコメリの商品名でラベルに書いてある「寄せ植え、鉢植えなどにバラを取り入れてあなたのお庭をステップアップ!」という意味でつけた名前のようです。

品種名の「マースランド」はデンマークのローズフォーエバー社の「 マースランド・フォーエバー」と同じものです。

詳しい説明が苗木部のサイトに書いてありました。
世界のベストセラー「フォーエバーローズ社のバラ」

品種の特徴を簡単にまとめると「2012年に誕生した新品種で、深紅の花色は朱色っぽい色合いで、優雅な花形が魅力。照葉で花との対比が美しくて上品。花はやや小ぶりで開花性に優れ次々と開花する。」


値下げ
バラの栽培は初めての初心者です。バラの栽培は専門書が販売されていて、難しいイメージがあります。ガーデニングの上級者向け?

バラの苗木を購入した理由は、小さな苗木で値下げされていたからです。値下げされた苗木は安く買うことができることがメリットです。

新しい樹に出会うことができます。初めて栽培は枯らす心配があります。値引きしてあるとチャレンジできます。


苗木
バラの苗木は9センチのビニールポットで樹高は15センチぐらいです。


病気
値引きには原因があります。春の花の時期が終わりつぼみがなく、葉が病気で枯れかけています

苗木は状態をよく見て購入するので、たくさんつぼみがあり、葉の状態のよいものを選びます。

売れ残った苗木は状態が悪いものになります。幹は大丈夫なので、しっかり管理して栽培すれば、復活できると信じて買いました。

ミニバラの育て方を詳しく書いたサイトがありました。バラを専門に販売している「鉢植えローズギフト専門店セントラルローズ」さんのショッピングサイトです。
ミニバラ育て方マニュアル


バラの苗木の植え付け

ビニールポットのままでは用土の量も少なく、枯れかけている苗木を復活させることができません。鉢に植え付けて、元気な状態にします。

新しい鉢を選ぶ

新しい鉢
苗木を植え付ける新しい鉢は、4号(直径12センチ)の鉢です。苗木は9センチ(3号)なので1つ大きなサイズに鉢です。100均で購入したものです。


イメージ
ビニールポットの苗木を新しい鉢に入れると、植え付けたときに雰囲気をイメージすることができます。色や樹高とのバランスを見ます。

植え付けに必要なもの

道具
植え付けに必要な道具は、土入れ、スコップ、ハサミ、竹串です。鉢植え皿の大きなものがあると土を崩すときに汚れません。


用土
用土は赤玉土の小粒を用意しました。枯れかけているので土をすべて崩さず、鉢が大きくなるので追加する用土として使います。

植え付ける鉢を準備する

穴
植木鉢なので、底に穴が開いています。ちょっと小さな穴です。


鉢底石
底に2センチぐらい鉢底石を入れました。排水性がよくなります。


土入れ
土入れを使って、赤玉土の小粒を1センチぐらい入れます。

4号(直径12センチ)までの小さな鉢ではスコップより土入れのほうが使いやすいです。大と小の2つ入りで100均で販売されているので、お勧めです。


準備
新しい鉢の準備をしてから、苗木の植え付けをします。根は乾燥に弱く、できるだけ速く植え付けをしたほうがよいからです。


土を軽く崩して植え付ける。 

苗木
ビニールポットに入った苗木を植え付けます。土で周りを汚さないように鉢受け皿などの容器の中で取り出して、土を崩します。


底 根
苗木をビニールポットから取り出す前に、鉢の底を見て根が伸びて穴から出ていないかを確認します。

無理に取り出すと、長く伸びた根が途中で切れます。伸びた根はハサミで切ります。


ビニールポット
苗木をビニールポットから取り出しました。ビニールポットはやわらかいので簡単に取り出すことができます。

竹串
竹串で土を崩します。根を傷つけないように注意します。


通気性
固まった土を崩すことで通気性をよくして根の成長を助けます。2/3ぐらいを崩しました。


鉢
準備した新しい鉢に入れます。根元の位置を鉢のフチから1~2センチ下になるようにします。

ウォータースペースは、鉢植えの土の表面から鉢のフチまでの空間です。水遣りのときに水を土中に自然に浸み込ませるためにとります。


用土
隙間があるので、用土として用意した赤玉土の小粒を足します。


隙間
赤玉土は粒状で、隙間ができやすいので竹串で突いて、隙間がないようにします。


植え付けの仕上げは水遣り

水遣り
水遣りをたっぷりします。散水ノズルのシャワーを使うと便利です。


泥水
底から流れる水が最初は泥水です。


透明
水遣りを続けていると、底から透明な水が流れるようになります。微塵(ミジン)が流れて、排水性がよくなります。


植え付け後
6月19日撮影 植え付け後は1週間~10日ぐらいは明るい日陰で管理します。様子を見て問題がなければ、少しずつ日当たりのよい場所に移動させます。


葉が枯れかけたバラの栽培 

葉
6月26日撮影 植え付けてから1週間後に、すべての葉が落ちました。かなりショックです。

根の状態は悪くなかったので、葉が落ちた理由がわかりません。バラの栽培について、いろいろ調べましたが、原因を特定することはできませんでした。

幹の状態は、枯れかけている様子がなく、緑色で問題ありません。


芽吹く
7月11日撮影 さらに1週間後、小さな芽吹きができ、その後の1週間で新しい葉がたくさん芽吹き、復活しました。

大きな鉢に植え付けて用土の状態がよくなり、新芽は芽吹いて、枯れかけた葉が落ちたみたいです。

葉がすべて落ちたときは、自信がなくしましたが、バラについて真剣に調べたので今後の栽培に役に立ちます。

大切に栽培すれば、秋に花が咲く可能性があります。

4号の小さな鉢植えで美しい花を咲かせることができたら、もっと小さな浅い鉢に植え替えて、バラのミニ盆栽にチャレンジします。

今後の栽培の記録は、この記事を更新します。


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