大雨は屋外のメダカのビオトープに、大きな被害を与えます。
メダカ盆栽は飼育容器が小さく、雨水が入ると水質が大きく変化するので、すだれの屋根を設置しています。雨水の影響でメダカにすぐに被害は出ませんが、飼育水のバランスが悪くなります。
大きなプラ舟のビオトープは、木枠をプラ舟の周りのフチに取り付けているので 、木枠とプラ舟の隙間から水が流れます。
屋外のメダカのビオトープは、大雨によってメダカが流出することがありますが、満水になっても木枠の高さが2センチあるので安心できます。
梅雨の時期が近くなりました。昔の梅雨は、しとしと降る長雨のイメージですが、最近の梅雨は激しい大雨になることがあり、屋外のメダカのビオトープは対策をしなければなりません。
オーバーフロー対策は、いろいろな方法があるので、必ずすることをお勧めします。フタをする方法は外出中に急に大雨になったときに困ります。
ケヤキのミニ盆栽は、基本の樹形ができたので、枝を増やします。小枝を増やして、葉が小さくなると、バランスがよくなり、小さなミニ盆栽でも美しい樹形になります。
アナカリスは雌雄異株ですが、日本には雄株しか存在しません。
メダカのビオトープに、いろいろな水草をレイアウトしています。ミニシペラス、ナガバオモダカ、シラサギカヤツリ、ホテイ草、アナカリスの5種類です。
アナカリス(オオカナダモ)は株全体が水の中にある沈水性の水草で、光合成する葉が水の中にあるので酸素を供給してくれます。
水草はメダカのビオトープを美しく飾るだけでなく、いろいろな効果があります。水草について詳しくまとめた記事を書いています。
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アナカリス(オオカナダモ)の小さな白い花とメダカ。アナカリスは南アメリカ原産で日本で広く繁殖しています。
雌雄異株で日本には雄株だけが生育しています。小さな白い花は雄花で種ができません。雌株があれば種ができますが、アナカリスの雌株について調べても情報がありませんでした。
種ができないですが、長く成長したアナカリスを切ることで、たくさん増やすことができるので問題はなく、環境がよければ増えすぎて困ることがあります。
ウメモドキ(梅もどき)に小さな花が咲きました。ウメモドキも雌雄異株です。鉢植えのウメモドキは雌株で咲いてている花は雌花でめしべだけがあります。
近くに雄株がないと受粉できません。ウメモドキの花粉は広い範囲に飛ぶようにできているので、少し離れていても受粉することができます。
少しでも受粉する可能性を高くするために、風通しのよい、高いところに置いています。うまく受粉できれば秋に小さな赤い実を楽しむことができます。
メダカのビオトープの日当たりは難しい。
福岡県は、近年、ゴールデンウィークから梅雨までの間に夏のような暑い日がよくあります。急な環境の変化はメダカに影響があるので、日当たりを調節します。
メダカは日光が必要ですが、日当たりがよいとビオトープの水温が急上昇します。朝晩は涼しく水温が下がるので、水温の変化が大きくなります。
理想の環境は、午前中は日が当たり、暑くなる午後は日陰になる半日陰です。100円ショップ(百均)の小さなすだれなどを設置して、日当たりを調節しましょう。
ホテイ草は日当たりがよいと大きく成長しますが、半日陰では、あまり大きくなりません。葉の色も濃い緑色になるので美しい水草になります。
姫睡蓮は花が咲く条件として日当たりがとても重要です。キレイな花を楽しむためには1日中、日の当たる場所がよいですが、ビオトープの水温が上昇するので、メダカのためには半日陰がよく、難しい選択をしなければなりません。
オリーブの鉢植えです。ミニ盆栽を作るために栽培しています。秋に小さな苗木を植え付けて、新芽が芽吹いて枝が増えました。
芽吹きがよく、枝を増やすことは簡単ですが、ひょろひょろと長く伸びるので針金で曲げてコンパクトな樹形になるようにしています。
アルカリ性の土壌を好むので、酸性の土壌の日本では、用土の管理に気を使いますが、栽培方法は難しくないです。
とても暑く、鉢植えやミニ盆栽の水遣りが大変です。
ホテイ草は丈夫で繁殖力が強い水草です。環境対応力があるので、大きく成長しないように、ビオトープの隅に密集させてレイアウトしています。
1つの株だけ密集させている場所から抜け出して、大きく成長しています。花を楽しむためには大きく成長した株が必要なので、別の場所に移動して栽培します。
アナカリス(オオカナダモ)の花がたくさん咲いています。初めてのことです。植物は生命の危機になると子孫を残そうとして、花がたくさん咲くことがあります。暖かくなって元気よく育っているように見えますが、ちょっと心配になります。
暑い日が続くと、心配になる鉢がしだれもみじ(枝垂れモミジ)です。葉が細く分かれて、涼しげな雰囲気が気に入っています。
水切れすると葉の先端が枯れます。まだ薄い緑色ですが、夏には濃い緑色になり、秋には美しい紅葉を楽しむことができます。昨シーズンは少し葉枯れしたので、真夏は1日中、日陰に置く予定です。
最高気温31度、5月の真夏日はミニ盆栽が心配
ビオトープに日よけを設置しているので、ミニ盆栽を暑い日差しから守るために避難させました。福岡県は5月ですが最高気温が30度を超えて真夏日になる予報です。
ミニ盆栽は朝と夕方の1日2回の水遣りをしていますが、夕方は完全に乾燥している状態です。水切れがとても心配です。
100円ショップ(百均)のトレーを使って、ミニ盆栽に腰水をすることにチャレンジしました。白いトレーは3号の鉢が6個並べることができます。深さも3号の浅鉢と同じくらいです。
朝の水遣りをすると鉢の底から流れた水がトレーに溜まります。溜まった水で午前中ぐらいまで湿った状態を維持できれば、夕方に完全に乾燥することがなく、水切れして葉が枯れることを防ぐことができます。
写真は夕方の状態です。トレーのミニ盆栽の鉢と用土は湿ったままです。トレーの底の水はなくなっています。トレーに溜まる水の量が少し多かったようです。湿ったままの状態が続くと、根腐れの原因になります。
気温や日当たりによって、トレーに溜める水の量を調節する必要があります。水切れの心配はなくなりますが、毎日、水の量を調節することが大変です。
山採りのクロガネモチのミニ盆栽。秋に採取して大きな鉢で栽培していた苗を小さな素焼きの鉢に植え付けました。
幹に太さがあるので、枝が増えるとミニ盆栽になります。新芽が間延びしていますが、幹を太くするために、そのまま伸ばします。
雌雄異株なので雌株なら、赤い実を楽しむことができます。花が咲かないと雌株か?雄株か?わかりません。花が咲くまで気長に育てます。
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