100円ショップ(百均)の陶器に穴を開けて、ミニ盆栽の鉢にする


100円ショップ(百均)の陶器をミニ盆栽の鉢にできないか?

陶器
100円ショップ(百均)の食器の陶器の中には、デザインがよく、小さな樹を植え付けてミニ盆栽の鉢になりそうなものがたくさんあります。穴を開けることができればミニ盆栽の鉢にすることができます。

駄温鉢
駄温鉢の3号(直径9センチ)です。価格が安く、仕立て鉢として利用されます。底に大きな穴があります水遣りをした水が流れるための穴です。樹木の栽培では、水切れしないように水遣りをしますが、根腐れしないように排水性も必要です

大きさ
100円ショップ(百均)の陶器の小鉢の大きさは、直径10センチで、3号の鉢よりちょっとだけ大きく、違いは穴がないことだけです。

穴を開けるには、ダイヤモンドホールソーが必要です。同じくらいの大きさの穴を開けるには、ダイヤモンドホールソーの値段が高くなり、電動ドリルもパワーが強い高級品が必要です。

小さい穴なら、ダイヤモンドホールソーも値段が安く、電動ドリルも低価格品のもので穴を開けることができます。穴が小さくなるので、2つの穴を開けることで排水性を確保します。2つの穴があると樹を固定する針金が簡単に取り付けることができます。

ダイヤモンドホールソーを使って、陶器に穴を開ける方法


ダイヤモンドホールソー
ダイヤモンドホールソーです。購入したものは直径6ミリの穴を開けることができます。パイプの先端部分に小さなダイヤモンドチップがたくさん取り付けられています。

とても硬いダイヤモンドチップが陶器を削ることで穴を開けることができます。とても単純な工具ですが、高いものから超激安のものまで価格の幅が大きく、仕上がりや耐久性に大きな違いがあります

ミニ盆栽の鉢を100円ショップ(百均)で安く購入しても、穴を開けるために高価な道具を使うことは、目的であるコストを抑えることが達成できなくなります。超激安の商品を購入して穴を開けます。
 

中国製の超激安のダイヤモンドホールソー

12本
購入した中国製の超激安のダイヤモンドホールソーは、12本セットの商品です。郵便で届いた商品を開封すると、5本セットでビニール袋に入れられてものが2つと、2本だけ別に入っていました

12本も必要な人がいるのだろうか?と思いますが、耐久性が悪いダイヤモンドホールソーは少し使うだけで、ダイヤモンドチップがはがれることがあります

10本のセットの商品に、さらに予備として2本追加した商品に感じました。耐久性がとても悪く、質より量の理論で販売していることが考えられます。

超激安なので購入するときは、耐久性が悪いことがとても不安でしたが、あまりの超激安にチャレンジしてみる価値があると、信じて購入しました。

中国 郵便
中国から郵便で配送されます。船便で日本に来るようで、注文してからポストに届くまで3週間ぐらいかかりました。時間がかかることは、レビューで確認していたので、気長に待っていると、忘れたころにポストに入っていました。

陶器に穴を開けるために必要な道具

陶器に穴を開けるために必要な道具を説明します。
洗面器
洗面器などの容器、穴を開けたい陶器より大きな容器を用意します。

砂
用意した洗面器などの容器に、を入れます。土などでも大丈夫です。土では汚れるのでを使いました。

陶器
100円ショップ(百均)の陶器を砂を入れた洗面器に入れてダイヤモンドホールソーで、穴を開けます。

固定
砂を入れることで、陶器動きにくくなり、内側に砂があることで、穴を開けるときに上から押す力が陶器全体に伝わることで、破損することを防ぎます

電動ドリル
ダイヤモンドホールソーを使うために、電動ドリルが必要です。電動ドリルはコードレスが主流になっていますが、コード付きの低価格品がお勧めです。

低価格品でもパワーがあり、故障することもなく、長く使うことができます。電動ドリルがあると、いろいろなものを製作することができます。

必要な道具は、

  • ダイヤモンドホールソー
  • 洗面器などの容器
  • 砂または土
  • 電動ドリル
電動ドリルがあれば、ダイヤモンドホールソーを購入するだけ準備できる道具です。

陶器に穴を開ける方法

取り付け
電動ドリルダイヤモンドホールソーを取り付けます。電動ドリルの取扱説明書を読んでしっかり固定しましょう。

湿式 水
ダイヤモンドホールソーは、ほとんどのものが湿式で使用する商品です。陶器を削るときに水などで冷やしながら使用します

発熱して高温になり、焼き付きを起こしたり、目詰まりすることがあります。ダイヤモンドチップが黒くなって削ることができなくなります

水を使うことで、冷やすことと、陶器の削った粉末で目詰まりすることを防ぎます。購入した中国製の超激安のダイヤモンドホールソー説明書がなく、湿式か乾式か?わかりませんが、普通は湿式なので、水で冷やしながら使用します。

水
100円ショップ(百均)の陶器の小鉢は、底に高台(こうだい)があり、水を溜めることができ都合がよいです

高台(こうだい)とは、底にあるの全体の名称です。陶器を卓上に置いたとき、卓に接する足の部分のことで、卓上での安定を目的としています。

穴 開け
準備をしっかりして、穴を開ける作業をします。穴を開ける作業では、保護メガネマスクが必要です。保護メガネ目を守るために、とても重要なものです。マスクは粉塵を吸い込むことを防ぎます。

ポイント
ダイヤモンドホールソーで穴を開ける作業の一番重要なポイントは、削り始めです。ドリルは、垂直にまっすぐに穴を開けますが、陶器をダイヤモンドホールソーで穴を開けるときは、写真のように削り始めを少し斜めにします

陶器は硬くて垂直に削ろうとすると、滑ります。少し斜めにして、陶器に傷をつけます少し傷がつくと滑ることなく削ることができます。

垂直
傷が少しついてから垂直にして、ゆっくり削ります。強い力で上から押してはダメです。弱い力で上から押して、ゆっくり時間をかけて穴を開けましょう。

感覚的には、横方向に動かないようにする力を8上から押す力を2。キレイな穴を開けることができて、ダイヤモンドホールソーの耐久性もあがります。

休憩
途中で休憩するぐらいの気持ちで穴を開けましょう。キレイに陶器が削れています。 ここから先の作業が2番目に重要なポイントです。

最後の穴が開く瞬間が、ケガをしたり、陶器が割れることがよくあります。強い力で上から押すと、最後の穴が開く瞬間に、陶器が動きます。

もう少しで穴が開きそうになったら、より弱い力でゆっくりと穴を開けましょう。もう少しで穴が開くと思うと力が強くなります。頭で理解していても、初めて穴を開けるときは力が強くなるので、穴が開きそうになったら、休憩してください

穴が開きました。
キレイに穴が開きました。中国製の超激安のダイヤモンドホールソーですが、問題なく陶器に穴を開けることができました。

2つ目
2つ目の穴を反対側に開けました。1つ目の穴が開いているので、高台(こうだい)に水が溜まりません。砂なので、陶器を少し斜めに設置すると、水を溜めることができます。

完成
100円ショップ(百均)の陶器に穴を開けて、ミニ盆栽の鉢が完成しました。これからは、ミニ盆栽の鉢を安く購入することができます。中国製の超激安のダイヤモンドホールソーがあったので、穴を開けるコストも安くなりました

ミニ盆栽は小さいので、少ないスペースでたくさんの樹を栽培することができます。鉢の購入費用が安くなれば、経済的負担が軽くなり、ミニ盆栽を増やすことが気軽のできます。




中国製の超激安のダイヤモンドホールソーの耐久性について

3つ
超激安で、とてもありがたい中国製のダイヤモンドホールソーですが、12本セットの商品で耐久性が悪いことが予想されましたが、3つの陶器に6個の穴を開けることができました。

刃
削り終わった後にダイヤモンドホールソーの刃を確認しましたが、異常はなく、ダイヤモンドチップも剥がれていません。水で冷やしながら、ゆっくり使用すれば、耐久性は、それほど悪くないようです。

何個まで穴を開けることができるか?とても楽しみです。中国製はロットによって品質に大きな差があるので、絶対に大丈夫とはいえませんが、この商品は価格以上の価値がありました。

今後もダイヤモンドホールソーを使って、食器の陶器をミニ盆栽の鉢にします。どのくらいの耐久性があるか?報告したいと思います。

食器の陶器で製作したミニ盆栽の鉢の完成度を上げる

ダイヤモンドやすり
陶器などの硬いものを削ることができるダイヤモンド。100円ショップ(百均)にもダイヤモンドチップを使った商品があります。ダイヤモンドやすりです。

丸型
丸型のダイヤモンドやすりを購入しました。

仕上げ
ダイヤモンドホールソーで開けた穴をキレイにして、ケガをすることを防ぎます。穴はキレイに開いたので、手で触ってもケガをするような状態でないですが、キレイに仕上げるために、ダイヤモンドやすりを購入したので、使ってみました。よりキレイな穴になりました。

盆栽鉢 足
盆栽鉢には、底に足があります。たっぷりと水遣りをしたときに穴から水がしっかり流れるようになっています。植木鉢は、ほとんどのものが排水性を確保しています

高台
食器の陶器は、底の高台(こうだい)が輪になっているために、排水性がよくないです。

ダイヤモンドやすり
底の高台(こうだい)1周ある輪の状態になっているので、2つの穴から水が流れても、底に溜まって、ゆっくり排水されることになります。水がしっかり流れるように、ダイヤモンドやすりで、高台(こうだい)を削ります。

削る
ダイヤモンドやすりを水で濡らして、前後にゆっくり動かします。 最初の削り始めに注意すれば、難しくないです。

確認
削り始めがまっすぐになっていれば、大丈夫です。見える部分ではないので、神経質になる必要はないです。

水
ダイヤモンドやすりを再び水に濡らして、ゆっくり削り続けます。ダイヤモンドやすりは100円ショップ(百均)で購入したもので、耐久性は期待できません。水で濡らして、ゆっくり削ることで刃が痛むことを防ぎます。

確認
削る深さを確認しながら、ぎりぎりまで削ります

完成
高台(こうだい)の一部をキレイに削ることができました。反対側も削って、2箇所を削ることで排水性がよくなります。削る箇所を増やせば、もっと排水性はよくなります。

半円
鉢を横から見ると、キレイな半円に削ることができています。食器の陶器なので、ちょっとした部分が植木鉢とは違います。

排水性は樹の栽培で重要なことなので、底に穴を開けるだけでなく、高台(こうだい)を削ることもしましょう。100円ショップ(百均)のダイヤモンドやすりで削るだけなので、がんばってやりましょう。

樹を植え付けて、水遣りをしてみて排水性が悪いと感じてから作業をすることは、難しくなります。もう一度植え付けをすることになるので、穴あけと同時に高台(こうだい)も削りましょう。

100円ショップ(百均)の食器の陶器に穴を開けて、ミニ盆栽の鉢にすることができました。キレイな鉢に植え付けた樹の栽培を楽しむことができます。

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