ビオトープの春の掃除、リセットをする時期になりました。
冬の間はメダカの活動が少なく、エサも晴れた暖かい日の夕方に少量を与えるだけなので、飼育水の水質がよく、透明度も高いです。
屋外のビオトープは、メダカの環境が変化しないように、冬の間は掃除をしていません。越冬で体力を使うので、環境の変化すると負担が大きくなります。
暖かくなると、ビオトープのリセットをする時期です。枯れている水草があるので、根元から切ります。水草は鉢に植えてビオトープにレイアウトしているので、植え替えをします。
水草の新芽が芽吹く前ぐらいが、植え替え時期です。鉢の中は根がたくさんあり、根詰まりの状態です。新しい根が増えることができません。植え替えをすることで1年間、水草が元気に育ちます。
梅が満開になりました。梅には大きく分けると、梅の実がなる実ウメと花を観賞する花ウメがあります。花ウメは満開になった後は、花を取り除きます。結実して体力を使うと翌年の花付きが悪くなります。
二十四節気の雨水(うすい)で福岡は最高気温22度
大きなプラ舟のビオトープ、最高気温が22度になり、5月上旬の暖かさです。暖冬というより異常気象です。メダカはとても活発に泳いでいます。
オオカナダモ(アナカリス)がたくさんあります。ミナミヌマエビを飼育しているので、メダカが侵入できないエリアを確保するためです。ミナミヌマエビが産卵して稚エビが生まれると隠れる場所が必要です。
稚エビがメダカのエサにならないように、オオカナダモ(アナカリス)で稚エビの隠れる場所を作ります。ちょっと増えすぎているので、春の掃除で減らします。
メダカ盆栽は、一番小さなビオトープです。飼育水が少ないので水質が悪くなると、メダカに影響が出やすいです。 汚れている石をキレイにします。
暖地桜桃のつぼみが大きく膨らんで開花しそうです。さんらんぼとして苗木が販売されている暖地桜桃ですが、一般的に食べるさくらんぼとは種が違います。
1つの樹で実がなることができるさくらんぼとして人気がありますが、食べることのできる実がなる桜と考えるほうがよいです。
ビオトープの掃除、リセットは少しずつしましょう。
屋外のメダカのビオトープに越冬対策として人気のある柿の葉。寒い冬はメダカの隠れ家になります。暖かくなって隠れる必要がなくなったので、取り除きます。
暖かくなると、ビオトープを掃除してリセットしたくなりますが、少しずつキレイにすることをお勧めします。今回は柿の葉を取り除いただけです。
少しずつすることで短い時間で1つの作業が終わります。環境の変化が少なくメダカの負担が少ないです。休日を使って、水草の植え替えや飼育水の水換えを一度にすると、メダカにとって環境の変化が大きく、負担になります。
つぼみが膨らんで、先端が開きそうです。暖地桜桃は、ソメイヨシノと同じように花だけが咲きに咲きます。桜には品種がたくさんあり、花と葉が同時の品種もあります。花だけ先に咲く桜は、満開になると、とても美しいです。
ミナミヌマエビがいると掃除が大変です。
メダカ盆栽は、もみじを5つとリュウノヒゲを植え付けています。もみじは落葉樹なので、暖かくなって葉が芽吹くまでは幹と枝だけで寂しくなります。
大きなプラ舟のビオトープは、もみじの葉を取り除くことから始めます。オオカナダモ(アナカリス)は変色しているものを取り除きます。
ビオトープでミナミヌマエビを飼育していると水換えが大変です。大きなプラ舟でミナミヌマエビを網で別の容器に移動させることは時間がかかります。
飼育水の全部を換える水換えはしません。底の汚れをスポイドで取り除き、水が減るので足し水します。新しい飼育水を大量に用意することも難しいです。
桜(暖地桜桃)が1輪だけですが、開花しました。暖冬でとても早い開花です。花が少しずつ増えて満開になるまでを毎日観察することがとても楽しいです。メダカのビオトープに満開の桜を飾って、ゆっくり花見をします。
ビオトープの底床はボラ土(日向土)です。
メダカのビオトープの底床は赤玉土が人気がありますが、交換する必要があり、ビオトープの数が増えると費用や処分が問題になります。
ボラ土(日向土)は軽石のようなもので崩れることがないので、交換する必要がありません。汚れたら洗うことで繰り返し使うことができ、とても経済的です。
ボラ土(日向土)の産地は宮崎県です。福岡県のホームセンターでは、とても安く販売されています。赤玉土より安いです。
メダカブームで、いろいろな品種が増えていますが、普通の幹之メダカが一番好きです。屋外のビオトープでは、高価なメダカの飼育はリスクがあります。集中豪雨などの自然災害や動物による被害、そして窃盗。
すばらしいメダカもよいですが、屋外のビオトープでは、一般的なメダカを楽しく飼育することをお勧めします。
桜(暖地桜桃)の開花は春の始まりです。花の数が増えて満開になるころは、ビオトープの掃除や樹木の植え替えで忙しくなります。
ビオトープの春の掃除は、毎年することなので要領よくできるようになりましたが、毎年ビオトープの数が増えているので、計画的にするように心がけていますが、天候に左右されることもあります。
暖かくなった春に、美しいビオトープでメダカをゆっくり観賞できるように、がんばります。
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