本格的な冬が訪れました。
屋外のビオトープに水草の緑が残っていますが、12月の2週目になると、本格的な冬が訪れました。明るい昼間は、メダカは少し動いていますが、動きがとても遅いです。
冬の間は、寒くてメダカが底で動かないときは、エサをあげません。暖かい日で、メダカが動いているときに、少しだけエサをあげるようにしています。
エサの食べ残しは、飼育水の水質を悪化させます。夏に比べると、寒い冬は水質が安定していますが、水換えは冬の間はしないほうがよいので、水質には注意します。
もみじの葉がなくなると、とても寂しくなるメダカ盆栽。もみじは、剪定をして針金をかけました。大きくならないように剪定しています。
5つのもみじのうち、3つの株は、葉の大きさが小さいですが、2つの株は葉が大きく、バランスがよくないので、枝が増えて、葉の大きさが小さくなるように剪定しました。
秋に植え付けをしたキンモクセイ(金木犀)に小さなつぼみがあります。寒い冬でも緑を増やすために常緑樹のキンモクセイの苗木を購入しました。
四季咲きのキンモクセイで、秋以外でも花が咲きます。花が咲きそうなので、植え付けや栽培は順調のようです。初めて栽培するので、冬は、ちょっと心配です。濃い緑色の葉が寂しい冬にありがたいです。
秋生まれの小さなメダカの越冬対策
秋生まれのメダカは、体が少し小さいです。寒い冬を越冬するためには、体力が必要です。小さなメダカは、体力が弱く、越冬しやすいように、深い飼育容器で飼育しています。
飼育容器の水は、空気を接している水面から水温が低下します。底まで水温が下がるには時間がかかります。深い飼育容器はメダカの越冬に有利です。
メダカの飼育のメインである大きなプラ舟と3つのNVボックス。雨が降っていると、ベンチに座ってゆっくりメダカを観賞することができません。
春に株分けで手に入れたスズコナリヒラダケは、あまり大きく成長しませんでした。竹林のメダカのビオトープを製作するために栽培しています。
春には、小さな鉢に植え替えをして、ビオトープに使えるようにします。大きく成長したら、竹は、いろいろな工作の材料になることに気づきました。
庭に地植えにすると、管理が難しくなるので、大きなプランターで栽培して、竹を材料として使うことができるまで栽培しようと考えています。
柿の葉を使ってメダカの越冬対策
屋外のビオトープで、メダカの越冬対策に人気のある柿の葉、人気の理由は、効果がしっかりあることです。
メダカは、冬の間は底でじっとしていることが多く、外敵から身を守るために隠れる必要があります。柿の葉は大きく、メダカの体を隠すことができます。
柿の葉は厚くて、抗菌作用があるので、春まで腐敗してボロボロになることがありません。いろいろな樹木の葉をビオトープに入れましたが、腐敗しにくい葉は、柿の葉とイチョウの葉でした。
12月になりましたが、メダカ盆栽のホテイ草は緑色のままです。メダカ盆栽は飼育容器が小さいので、屋根と両サイドにビニールの風よけで寒さ対策をしています。 他の飼育容器に比べると環境がよいです。
暖冬の予報なので、このまま緑色をしたままの状態で春を迎える可能性もあります。水面に氷が張ったら、枯れてしまうかもしれません。
ミニ盆栽の素材のもみじを剪定して針金をかけました。幹からよい雰囲気の枝が伸びています。枝の根元で、幹を短く剪定するか?悩みました。
盆栽では、コケ順という幹の様子を表す言葉があります。幹は根元が太く先端に向かって細くなる状態をコケ順がよいといいます。
幹を剪定して、枝を幹に立て替えをすれば、コケ順のよい幹になりそうです。この樹をどのような樹形にするか?イメージができていないので、剪定することができませんでした。
春の植え替えのときに、もう一度よく考えて、剪定するか?決めたいです。ミニ盆栽は枝の数が少なく、作りたい樹形を決めないと剪定が難しくなります。
寒いので、メダカはエサへの反応がほとんどありません。
赤く紅葉したもみじの葉をビオトープに浮かべた後、沈んで色が抜けています。もみじの葉では、メダカが隠れることができないので、越冬対策になりません。
メダカ盆栽は、まだ浮かんでいるもみじの葉があります。メダカは水面近くを泳いでいますが、少しエサをあげても反応がほとんどありません。
冬の間、午後2~3時くらいで日が当たっているときに、エサをあげることが理想ですが、平日は無理なので、週末の天気が気になります。
秋に植え付けをしたシマトネリコ。常緑樹で、成長が早いので、寂しい冬に緑を増やすために栽培しています。
シンボルツリーとして人気が高く、洋風の一戸建ての玄関の横に植えてあります。いろいろ調べてみると、寒さにはあまり強くなく、関東より西で植えられることが多いようです。
葉の雰囲気がよく、人気がありますが、成長が早いので、剪定が必要になります。大きく成長してしまうと、自分で剪定できない高さになります。注意が必要です。
小さなメダカの稚魚でも屋外で越冬できます。
大きなプラ舟のビオトープでは、メダカは白い鉢の横がお気に入りの場所です。水温が高い?外敵から隠れているつもり?理由はわかりませんが、居心地がよいみたいです。
1.5センチぐらいのメダカの稚魚も屋外のNVボックスで越冬します。小さな稚魚のほうが、寒くなっても動きが活発です。
メダカの数を確認しないので、どのくらい越冬できているか?わかりませんが、小さな稚魚でも数は、ほとんど減らないです。九州の福岡県で、温暖な気候なので可能なのでしょう。
黄色と赤色のコナラの紅葉。コナラは一番よく見ることのできるどんぐりです。土に埋めると春に発芽します。育て方は簡単で、日のよく当たる場所に置いて水遣りをするだけです。
水遣りを忘れても、すぐに枯れたりしません。大きくなりすぎたら、いつでも先端を切っても大丈夫なので、誰でも育てることができる樹木です。
春の新緑と、秋の紅葉を楽しむことができます。小さな鉢植えでも大丈夫なので、どんぐりを見つけたら、土に埋めると、春の楽しみが一つ増えます。
本格的な冬になり、屋外のメダカのビオトープは、シーズンオフですが、飼育日記は継続して書きます。1年前のビオトープの様子などを自分で確認することが、時々あるので便利です。
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