植え替え後のイチョウ鉢植えの春の芽吹き
2つのイチョウの小さい鉢植えの春の芽吹きです。幹の先端は、切って芯止めをしています。葉が芽吹いているところから、新しい枝ができると樹形がよくなります。イチョウの大きい鉢植えです。この鉢を主役に記事を書きました。この鉢のイチョウも幹の先端を切って、芯止めしています。1本の枝がまっすぐに伸びて太くなりました。
このような枝を増やすことができれば、葉の数が増えて、小さい鉢植えでも立派な樹木に見えます。
枝の先端です。植物は、先端が一番成長します。葉がたくさん芽吹いて、幹になりそうな緑色の茎が見えます。目標の樹高は50センチなので、このまま伸ばしていきます。
4月12日撮影
全体の樹形を見ると、右の枝が1本の樹形です。左のたくさんの芽吹きから、新しい枝が伸びると、バランスがよくなりそうです。
左のたくさんの芽吹きの中に、伸びて枝になりそうなものがあります。緑色の茎が長くなっている芽吹きです。この芽吹きが2本目の枝になることを願います。
幹の途中にある芽吹きは、短いですが、緑色の茎があり、このまま伸びると枝になる可能性が少しあります。先端のように成長がなくないので、まだ枝になる確信はないです。
4月23日撮影
葉が芽吹いて大きくなりました。葉が数が増えたので、新緑がとてもキレイです。これから茎が伸びると、枝が増えます。
イチョウの鉢植えにたくさんの枝ができそうです。
5月17日撮影たくさんの緑色の茎が伸びました。予想していた以上の数の枝ができそうです。緑色の茎が太くなって、茶色になると枝になります。
緑色の茎の先端です。樹高が目標の50センチになったので、先端を切って、これ以上伸びないようにします。樹木の鉢植えは、樹高が50センチぐらいまでが、移動が簡単で、管理も楽です。
6月22日撮影
1ヵ月後には、下のほうの緑色の茎が長く伸びて、太くなりました。
7月2日撮影 (左右が逆になっています。)
緑色の茎の半分より下に、少し色に変化があります。茶色になれば、枝と呼ぶことができます。
8月1日撮影 (左右が逆になっています。)
光の反射がまぶしい写真ですが、猛暑の日差しの強さがわかります。緑色の茎が、茶色の枝になりました。
9月4日撮影
枝として成長して太くなりました。夏の猛暑で、葉焼けした葉を切りました。西日の当たらない場所で管理していましたが、葉焼けしたので、真夏は半日陰ぐらいで、午前中だけ日が当たる場所がよいです。
10月2日撮影
葉を少し減らして、枝がよく見えるようにしました。葉がたくさんあると、うれしいですが、幹や枝が少し見えるほうが、樹形がわかり、バランスがよくなります。
10月になったので、成長は終わりです。葉の状態はよく、キレイな緑色をしています。葉が黄色に変化する紅葉が、とても楽しみになりました。
イチョウの鉢植えは、3年目で枝がたくさん増えました。
イチョウを種から発芽させて3年目で、枝がたくさん増えた原因は、春の植え替えでの根の剪定にあります。樹形は根の影響が大きいです。関連記事
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太い根が長く伸びていると、1本だけ長く伸びた枝ができます。根を剪定して、細い根が四方八方に増えると、枝も増えます。幹の太さもある程度太くなったことで、成長できる体力がついたと考えられます。
イチョウの鉢植えの今後の目標は、幹と枝を太くして、樹皮が荒れることです。イチョウの樹皮は淡灰褐色で、縦に浅く割れ目ができます。
樹皮が荒れるまでは、数年の時間が必要になると思います。毎年、春の新緑や秋の紅葉を楽しむことができるので、楽しみながら待つことにします。
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