メダカの繁殖は、屋外のビオトープで、簡単にできます。
メダカの繁殖は、難しくありません。メダカの卵から孵化するまでは、適温で日数が経過するだけで孵化します。卵から孵化して、針子の2週間ぐらいが大切な時期です。
- 捕食されてしまう。
- エサが足りなくて、餓死する
- 環境の変化に対応できない
メダカの針子が、捕食されてしまう。
メダカの針子は、とても小さいです。親メダカに食べられてしまうことがあるので、繁殖する場合は、卵を別の容器に移動させます。他の生物に食べられることもよくあります。トンボの幼虫のヤゴ、蚊の幼虫のボウフラなどに食べられます。
エサが足りなくて、餓死する。
卵から孵化して、2~3日後からエサが必要になります。メダカの針子が食べることのできるエサが販売されています。1日に、4~5回ぐらいエサをあげる必要があります。人間の赤ちゃんの母乳(ミルク)と同じです。1日に何回もメダカの針子にエサをあげることが一番難しいです。
グリーンウォーターなら、たくさんの植物プランクトンがメダカの針子のエサになり、エサをあげなくても、餓死することはありません。
グリーンウォータではなく、ビオトープでも植物プランクトンが、ある程度の数は、存在しているので、朝と夕方にエサをあげれば、昼間に餓死することはありません。
環境変化に対応できない。
ビオトープでのメダカの繁殖する方法
日のよくあたる場所に置くと、藻が少し発生します。美しくないですが、メダカの針子のエサになる植物プランクトンが発生しているので、そのままにします。
メダカの繁殖用のビオトープに、メダカの卵を採卵して、アナカリス(オオカナダモ)やマツモを入れた場所に、入れるだけです。
孵化してメダカの針子が、見つけることができたら、稚魚用のメダカのエサを与えます。朝と夕方の2回は、必ずエサを与えます。
ビオトープなら、メダカの針子が餓死することは、ありません。人間の目に見えない植物プランクトンがいます。
メダカの針子から稚魚に成長させる
メダカの針子の生存率を上げることが、大切です。注意することをまとめてみました。- メダカの稚魚用のエサを、1日2回、朝と夕方に、必ず与える。
- メダカの繁殖用のビオトープの水換えをしない。
メダカの針子の餓死に注意していると、エサを与える量が増えます。メダカの針子は、エサを上手く食べることはできないので、食べ残しがあります。
水質が悪化するので、水換えをしたくなりますが、針子や小さい稚魚には、環境の変化が大きく、生存率が下がります。
水換えをすることなく、水質の悪化を防ぐために、底に沈んだエサの食べ残しを、大きなスポイドで取り除きます。
大きなスポイドを使って、底の汚れを取り除きます。
ビオトープの底の汚れだけを取り除きました。飼育水が減ったので、足し水をします。水換えをしないで、水質を維持することができます。
メダカの繁殖を、簡単に成功させる方法のまとめ
メダカの繁殖の手間を減らして、朝と夕方の短時間だけの世話で、成功させるためには、ビオトープでの繁殖が一番簡単です。メダカの卵を採卵して、別の容器に移すときに、小さい飼育容器になります。そのまま孵化すると、過密状態でメダカの針子を飼育することになります。
大きな飼育容器にすることで、生存率が上がり、水換えの心配をする必要もなくなります。ビオトープにすることで、1日2回のエサで餓死することもありません。
メダカの繁殖を成功させて、楽しいメダカの飼育を続けていきましょう。
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