ホテイ草(ホテイアオイ)をメダカのビオトープに飾る理由
- 価格が安く、いろいろな所で販売されいて購入しやすい。
- 水に浮いているので、レイアウトが簡単で、移動もすぐにできる。
- 水質を浄化する能力が高い。
- 成長が速く、丈夫で栽培が簡単である。
- 根がメダカの産卵床になる。
- 水中に日陰ができて、夏の強い日光を遮ってくれる。
ホテイ草(ホテイアオイ)をビオトープに飾る
ホテイ草(ホテイアオイ)をメダカのビオトープに飾りましょう。ホテイ草(ホテイアオイ)を購入するときの注意点
水草(水生植物)を購入する場所は、ホームセンター、園芸店、ペットショップ、アクアショップ、ヤフオク、メルカリなど多くあります。それぞれ特徴があるので、購入する前に確認しましょう。ホームセンター、園芸店などで屋外で販売されいる場合
屋外でプラ舟(トロ舟)などで大量に販売されているものは、価格が安く、すぐに購入できて便利です。春から初夏の間しか販売されていません。注意することは、農薬です。生産している業者は納品するときの外観が重要です。成長が悪かったり、害虫によって葉が傷んでいないように肥料や殺虫剤を使用している可能性があります。屋外で野ざらしで管理しているため、ホテイ草(ホテイアオイ)にスネールなどの貝類やアブラムシなどの害虫がついていることがあります。
ペットショップやアクアショップなどの専門店
観賞魚を飼育しているショップで、安心して購入できます。管理がしっかりしているショップほど価格がちょっと高いことが多いです。無農薬であることや国内生産であることをセールスポイントにしています。ネットショップのほうが説明が多く安心できます。実際の店舗では店員さんに聞くと説明してくれます。実際の店舗で購入する場合は、ホテイ草(ホテイアオイ)は強い日光が必要なので、室内で長く栽培されていないほうがよいです。店員さんと仲良くなって納品されて日にちが経過していないものが購入できれば、一番よいです。
ヤフオクやメルカリなど
価格が安く、決済や送料など利用しやすくなって便利になりました。出品者による違いが大きいです。メダカなどの観賞魚を飼育しているので、大丈夫なものが多いです。出品者の評価はチェックしましょう。ブログやSNSなどで飼育の様子を見ることができると安心できます。遠い地域になると配送中に傷んでしまったり、気候の違いから、環境に慣れるまで元気がなくなることもあります。
ホテイ草(ホテイアオイ)をビオトープに飾る方法
購入したホテイ草(ホテイアオイ)を、メダカのビオトープに、すぐに飾りたいところですが、バケツを用意しましょう。農薬が心配な場合は、しばらくの間(2~3日)、数回、水を換えてバケツで栽培しましょう。すぐに飾りたいときは、「水草その前に…」を入れた水に10分入れると、農薬が除去できます。説明文をよく読んで使用しましょう。
この商品は、スネールなどの貝類とその卵も除去できます。繁殖力が強く、とても増える貝なので、除去したい場合はお勧めです。
準備ができたらビオトープに飾ります。浮遊性の水草(水生植物)のとてもよいところは、レイアウトが自由にできることです。鉢や土などを用意することなく、そのまま飾るだけです。
ホテイ草(ホテイアオイ)の育て方、増やし方
水の量が少ないと、夏に高温になり丈夫なホテイ草(ホテイアオイ)でも枯れることがあります。室内では、日の当たる窓際か、強いライトが必要です。
育て方で注意すること
大きな葉がきれいな緑をしていると、元気に育っていると安心してしまいますが、時々、水から引き上げて、根をチェックしてください。葉が大きくなると、根も長くなっています。メダカのビオトープでは、ホテイ草(ホテイアオイ)の根に注意しましょう。根が長くなってしまうと
- メダカの泳ぐスペースが少なくなる。
- 植物は根からも呼吸しているので、水が酸欠になりやすい。
- 根が底の赤玉土にまで届くようになると栄養が豊富になり巨大化する。
半分以下に切っても、枯れることはありません。ハサミで思い切って切りましょう。古い根は指でつまんで根元から取り除くとよいです。
枯れた葉や汚れた葉は、根元から取り除きましょう。見栄えが悪くなり、袋の部分が特に汚く見えます。葉が3つぐらい残っていれば、新しい葉が芽吹いてきます。
枯れている理由が害虫である場合は、ホテイ草(ホテイアオイ)を完全に水に沈めると、害虫やその卵が死滅します。害虫はアブラムシであることが多いです。アブラムシであれば、メダカが食べてくれます。
ホテイ草(ホテイアオイ)の増やし方
ホテイ草(ホテイアオイ)が元気に育つと、ストロンという細い茎が伸びて、その先端に子株ができます。葉が3つぐらいになったら、ハサミで切ってあげましょう。特別な増やし方はなく、元気に育てることが一番です。あまり増えすぎても置く場所に困ります。廃棄するときは、必ず燃えるゴミとして廃棄しましょう。池や川に捨てないでください。駆除ができなくなるほど繁殖します。
ホテイ草(ホテイアオイ)の美しい花
ホテイ草(ホテイアオイ)は7~10月には、美しい花が咲きます。ビオトープをとても美しく飾ってくれます。残念なことに花は1日でしおれてしまいます。早朝なら、まだつぼみです。明るくなると咲きます。
朝が楽しみになります。起きたら、ビオトープの観察が日課になります。
ホテイ草の花は、残念なことに1日で終わってしまいます。夕方になると花が咲いている茎が途中から曲がります。
日没ごろには、花が水中につかります。このまま水中で種ができます。種を水の底に届けて発芽しやすいようになります。
ホテイ草(ホテイアオイ)は、メダカのビオトープに必要です。
ホテイ草(ホテイアオイ)は、ビオトープを美しく飾るだけではなく、メダカの飼育をするために必要な水草です。夏の暑い日ざしからメダカを守ってくれます。
飼育容器は、自然のような隠れる場所がありません。メダカは日光浴をしますが、暑い日は日陰にいることもあります。場所を移動して、体温を調整しています。ホテイ草(ホテイアオイ)の大きな葉は、水中に日陰を作ってくれます。水を浄化して、ビオトープの水質を維持してくれます。
メダカの排泄物などを養分として、根から吸収してホテイ草(ホテイアオイ)は成長します。成長が速い水草なので、吸収する養分が多く、ビオトープの水質の悪化を防いでくれます。池などの水質を浄化するための研究にも使用されるほど、水質浄化能力は高いです。メダカの繁殖のための産卵床になります。
ホテイ草(ホテイアオイ)の根は、長い主根から多くの側根が細かく伸びています。細かい根はメダカが卵をつける産卵床になります。根についた卵は採卵しやすく、産卵床としては優秀です。メダカの寿命が長くないため、ある程度の繁殖は必要になります。ホテイ草(ホテイアオイ)があれば、特別な準備をすることなく、メダカの繁殖をすることができます。
ホテイ草(ホテイアオイ)を越冬させる。
飼育容器とは別に水草をストックしています。増えた水草を捨てることが、できません。ホテイ草(ホテイアオイ)は、たくさん増えてしまいます。ほとんどが枯れてしまいますが、春になったら新しい葉が芽吹いてくる株もあります。完全に枯れたものは、廃棄します。
暖かくなってくると、枯れた株の中心に新しい葉が芽吹くホテイ草(ホテイアオイ)があります。越冬が成功しました。ほとんど枯れているように見えて、株は完全には枯れていない状態です。
新しい葉が芽吹いたものがたくさんありました。よく日の当たるビオトープに入れて成長させます。
新しい葉が大きくなってきました。まだ小さなホテイ草(ホテイアオイ)ですが、とてもキレイになりました。
越冬対策をすると、冬でも緑が残ります。
1月のメダカ盆栽の写真です。メダカ盆栽は屋根とビニールの風除けで越冬対策をしているので、水面に氷が張ることもなく、ホテイ草(ホテイアオイ)も緑が残って越冬できそうです。地域の気候によりますが、対策をすることでホテイ草(ホテイアオイ)を越冬させることは可能です。常に積雪している地域では、土で鉢植えにして越冬させる方法があります。鉢植えにして、日光の良く当たる場所で管理すると枯れることなく越冬できるそうです。
ホテイ草(ホテイアオイ)を小さく育てる。
ビオトープにホテイ草(ホテイアオイ)を飾ると、大きさのバランスが悪いことがあります。他の水草やビオトープの広さによって、美しく飾るためには、ホテイ草(ホテイアオイ)を小さくしたくなります。越冬させたホテイ草(ホテイアオイ)は小さい葉が芽吹いてきます。まだ寒くて大きくなることができません。ホテイ草(ホテイアオイ)は、丈夫で繁殖力の強い水草です。その理由は、環境に対応する能力が高いからです。栄養が豊富であれば、強大化して、たくさん増殖します。栄養を少なくすれば、大きくなることがなく小さく育てることができそうです。
栄養の少なくなるように、きれいな水で育てます。水換えを多くします。植物にとって、水や栄養を吸収する根はとても重要です。根が長くならないように切ります。注意して育てることで、ホテイ草(ホテイアオイ)を小さく育てることに成功しました。夏には少し大きくなりましたが、他のものに比べると小さいです。
メダカ盆栽が飼育容器が小さく、普通の大きさのホテイ草(ホテイアオイ)ではバランスが悪くなるので、がんばりました。しばらくして、ミニホテイ草が販売されていることを知りました。普通のホテイ草より価格が高いものが、ほとんどです。小さいままで繁殖できるなら、購入を検討してみます。
ホテイ草(ホテイアオイ)をビオトープに飾る まとめ
水草の中でホテイ草(ホテイアオイ)は価格が安いものなので、1つ購入して試してみることを勧めます。日本は地域によって気候が大きく違います。育てる環境の違いもあるので、何もしなくても上手く栽培できることもあります。どのように頑張っても、成長してくれないこともあります。記事を参考にしながら、試行錯誤して栽培していくことが楽しみになると、充実したビオトープライフが過ごすことができます。趣味は仕事ではないので、失敗してもよいです。失敗をたくさん経験したことが知識となります。メダカのビオトープを楽しむことができるように頑張りましょう。
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