たくさんの種類があるどんぐり
どんぐりには種類があります。大きさや形の違うものを集めて楽しむことができます。集めたどんぐりから木を育てることも楽しめます。
集めたどんぐりの名前を調べてみよう
小さな子供はどんぐりがあるとすぐに拾います。大昔はどんぐりを食べていたらしいので人間の本能が拾わせているかもしれません。
集めたどんぐりを食べてみることも面白いですが、たぶんおいしくはないと思うのでやめて、名前を調べてみましょう。
植物図鑑やネットで調べれば、すぐにわかります。写真をアップすると親切な人が名前を教えてくれる植物系のアプリもあります。
名前を知り、どんぐりから○○○のどんぐりになることで愛着がわきます。
自然の中を散歩することが楽しくなる
どんぐりの種類を知って名前を少し覚えると、自然の中や公園を散歩することが楽しくなります。
名前を知らないと、たくさんの木や花や草があるだけで雰囲気を楽しむことしかできません。1つでも名前のわかるものがあれば、「あそこの公園は○○○の木が大きくて立派だった。」と感動できます。
整備された大きな公園では樹木に名前のプレートがあります。見た目が気に入った樹木なら、ちょっと見るだけでも覚えることができます。
写真のどんぐりはイチイガシのどんぐりです。
どんぐりに縦の縞模様があることが特徴です。西日本の神社や寺院、公園でよく見ます。葉の半分から先にギザギザがあります。
常緑広葉樹で、大きくなると樹高30メートルにもなります。成長はやや遅く、土質を選ばずに育ちます。
樹木を育てることは思っているより簡単です。
樹木を育てるには広い庭が必要で、剪定や落ち葉の掃除が大変?
樹木を鉢植えにして小さく育てる
ガーデニング、園芸、盆栽など植物を楽しむにはジャンルがありますが、気にすることなく樹木を育てることを楽しみましょう。
樹木を育てようとすると庭木やシンボルツリーについての情報が多いです。気軽に植えてみることができなく、その後の管理も大変です。
樹木は小さくても立派に育ちます。気軽に始めるには鉢植えが簡単で成功しやすいです。
鉢植えにするメリットは移動することができることです。日当たりの調節や霜が降りるときには軒下に避難させることができ、樹木をうまく栽培できる確率が上がります。
写真の樹木はどんぐりの木のコナラです。
樹高は20センチぐらいで、斜めに傾けています。ビオトープの飾りにするために栽培していて水面にかかるようにレイアウトする予定です。
小さい樹木をうまく栽培するポイントは、枝と葉を増やすことです。枝分かれが適度にあり、葉が多くあると立派な樹木に見えます。
どんぐりの種蒔きはとても簡単です。
集めたどんぐりを種蒔きしてみましょう。
どんぐりの種蒔きの方法
どんぐりを水につけて、沈んだものが発芽率が高いです。浮くものは成長が十分でなかったり、虫に食べられている可能性が高いです。
一晩つければ虫食いがあっても、虫は死んでしまうので安心できます。種蒔きする前の日に水につけるとよいです。
適当な鉢に用土を入れます。用土とは栽培用の土のことです。種類はどのようなものでも大丈夫です。培養土、野菜の土、花の土などありますが、どんぐりは土質をあまり選びません。
鉢の底の水抜き穴が大きい場合は底石が必要になります。底石がなければ、買わないで適当な小石でも問題ありません。
用土にどんぐりを均等に蒔きます。このくらいの間隔で蒔くと発芽したときに寄せ植えのようになります。
一株ずつ育てたい場合は、発芽した後に植え替えるか間引きをしたらよいです。
どんぐりがしっかり隠れるように、用土をかけます。2センチくらいはかけましょう。
最後に、たっぷりと水遣りをします。鉢に用土を入れて水遣りをすると、底から流れる水が最初は泥水のように茶色の水です。底から流れる水が透明になるまでたっぷりとあげてください。
日陰に置いて春に発芽するまで、表面が乾いたら水遣りをします。
鉢植えにしたどんぐりたち
春に発芽したシラカシのどんぐりです。寄せ植えのままでは成長が遅く、1年目の秋で、樹高が20センチもありません。シラカシは常緑樹で冬でも緑が楽しめます。
根詰まりしている可能性が高いので、少し大きな鉢に植え替えるか、株を分けて植え替える必要があります。
盆栽用の浅い鉢に植え替えると、ミニ盆栽になります。浅い鉢にすると雰囲気が出て盆栽らしくなります。
植え替えるときに、根を切って整理しないと鉢に収めることができません。根を針金で固定する必要があります。
水遣りも鉢が浅いと乾燥しやすいので、夏は特に気をつけなければなりません。盆栽にするとちょっと管理が大変になります。
鉢植えと盆栽の見た目の違いで一番目に付くことは、鉢に対しての用土の量です。
鉢植えは、鉢の淵から1センチぐらい下まで用土を入れてウォータースペースを作ります。水遣りをするときに用土が鉢から溢れたりしません。
盆栽は、根元がよく見えるほうがよいので、鉢の淵まで用土を入れます。水遣りをするときには、やさしい水流であげないと用土が流れやすいです。
普通の鉢で、盆栽のような雰囲気を出すには、用土を鉢に溢れるくらいに入れます。
2年目のクヌギの木です。大きなどんぐりで樹木としてもカブトムシやクワガタが集まる木として有名です。
小さく育てようと、いろいろ試していますが、葉の大きさが小さくならなく、枝も思うように増えてくれません。
成長の速い樹木で育てることは楽しいですが、小さくすることは無理のようです。
目標とする樹高を高くして60センチぐらいにしようと考えています。
どんぐりの木を育てていてクヌギの木がないのは、ちょっと寂しいことなので、少し大きくなっても鉢植えで育てます。
これからもできる限り、どんぐりの木を集めて育てます。
近くの公園や山で、どんぐりを集めて栽培していきます。盆栽にもチャレンジできるよう努力していきます。
どんぐりで自信が持てるようになれば、他の樹木にも挑戦しやすいです。
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