ミニシペラス(ミニシペルス)の紹介
湿地性の常緑性多年草でシュロガヤツリの小型の園芸品種で草丈が30~60cm程度になります。 半日以上、日があたるところに置くのが好ましい。水位は腰水~抽水で栽培は容易、地下茎でよく増えます。 寒さにちょっと弱い性質で、九州以外なら室内で越冬させたほうがよい。
カヤツリグサ科 マダガスカル原産 開花時期:7月~9月
別名 ミニシペルス、コシュロガヤツリ(小棕櫚蚊帳釣)、ドワーフアンブレラプラント
学名 Cyperus alternifolius 'Gracilis'
育て方を簡単にまとめると
- 日当たりが半日以上あるところに置く。
- 水深(水面から土まで)は5センチ以内。
- 冬は室内で越冬が安心。
ミニシペラス(ミニシペルス)の植え付けの準備
鉢やプランターの選び方
鉢のサイズは~号と書いてあります。1号=約3センチで鉢の直径の長さを表しています。デザインによって誤差が少しあります。ビオトープでは4~6号前後をよく使います。
注意しなければならないことは鉢やプランターの高さです。高さはデザインによって大きく違うからです。ビオトープの深さを測りましょう。20~30センチぐらいが一般的です。底石の量によっても変わってきます。
例として、ビオトープが満水のとき底石から水面までの深さを20センチだったとします。抽水植物のミニシペラスは水深は5センチ以内となり、鉢やプランターの高さは15センチ以上がよく、最大で18センチまでのものを選びましょう。
ミニシペラスの苗と土(用土)を用意
ミニシペラス(ミニシペルス)の苗を購入しましょう。ホームセンター、園芸店、アクアショップ、ネットショップなど購入しやすいところでよいです。大切なことは購入の季節です。春から秋が観賞期なので、春から初夏ぐらいによく販売されています。季節をはずすと、探すことに苦労します。土は赤玉土がよく、ビオトープに使っているもので大丈夫です。少量しか使わないので、持っている土を利用しましょう。
苗を鉢やプランターに植えつける方法
苗の植え付け方法は2つあります。
1つ目はとても簡単な方法です。
初めて植え付けをする人、枯れることが心配な人、時季はずれ(秋や冬)の植え付け、このようなときに使う植え付け方法です。苗、鉢、土を用意します。ミニシペラスの苗をビニールポットから取り出します。
背丈が短い苗はビニールポットを逆さまにして簡単に取り出せますが、ミニシペラスは背丈が長いのでちょっと難しいから、平らなところに横向きにおいてビニールポットの底の穴から指で押してあげると苗を傷つけずに落ち着いて取り出せます。
取り出した苗をそのままの状態で鉢に入れます。根についた土も一緒に入れます。ビニールポットより鉢のほうが大きいのでまわりに隙間があります。
隙間に用意した土を少しずつ入れていきます。割り箸などで土を押す(突く)と土が詰まってきれいに入ります。
2つ目の方法は、一般的な植え付けです。
1つ目の方法との違うところを説明していきます。ビニールポットから取り出すまでは同じです。取り出した苗の土を取り除きます。根を傷つけないように土を取り除くには、バケツに水を入れて、土のついた根を水につけてあげるとよいです。
土がきれいに取り除けたら、古い根をハサミで切ります。
きれいな根になった苗を鉢に入れて、土を入れていきます。ビニールポットでは根詰まりの状態が多く、根をきれいにすることで新芽が出やすくなり植物が成長しやすくなります。
プラ舟のビオトープにミニシペラスを小さいプランターに植えつけました
スライドで簡単に説明しています。プラ舟のビオトープは飼育容器の中で一番大きく、レイアウトに自由度があります。ミニシペラスをプランターに植えつけるとイメージが大きく変わり和風のビオトープになりました。
ビオトープにレイアウトする水草は、いろいろな種類があります。選び方の基本をまとめた記事です。
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